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日本時間午後10時27分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 148.21 - 2.54 (- 1.68%) 150.92 / 148.15
ユーロ・ドル 1.1567 + 0.0152 (+ 1.33%) 1.1570 / 1.1392
ポンド・ドル 1.3299 + 0.0092 (+ 0.70%) 1.3303 / 1.3142
ドル・スイス 0.8051 - 0.0072 (- 0.89%) 0.8171 / 0.8047
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日本時間午後10時27分現在のドル円は1ドル=148.21円。きょうのNY為
替市場、先ほど発表になった7月の米雇用統計を受けて、ドル円は完全に下向きに途転
(どてん)している。非農業部門雇用者数(NFP)が予想を下回ったが、特に前回分
が当初の14.7万人増から1.4万人増に下方修正されたことは驚きとなった。失業
率も予想通りではあったものの4.2%に上昇。
これを受けて今週のFOMCで後退していた早期利下げ期待が復活しており、短期金
融市場では10月利下げを再び完全に織り込み、年内2回の利下げ期待も完全に復活し
ている。米国債利回りも急低下する中、150円台後半まで上昇していたドル円は、1
48円台前半まで急降下する展開。
もちろん、トランプ大統領からのパウエル議長への批判も早速出ている状況。
トランプ大統領は10%の基礎的関税や、米国と貿易黒字を持つ国への15%以上の
関税を含む新たな措置を発表。市場は改めて、成長とインフレへの影響を警戒している
ようで、本日はリスク回避的な雰囲気が広がっている。エコノミストの推計によると、
施行されれば平均関税率は15.2%に上昇。これは昨年の2.3%から大幅上昇した
ことになる。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測さ
れていない。
1日(金)
現行付近にはなし
MINKABU PRESS