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2024年10月12日(土)06時42分

NY外為市況=149円台に上昇するなどしっかりも、午後は様子見ムード

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日本時間午前6時6分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  149.13 + 0.56 (+ 0.38%) 149.28 / 148.41
ユーロ・ドル 1.0937 + 0.0003 (+ 0.03%) 1.0954 / 1.0923
ポンド・ドル 1.3067 + 0.0008 (+ 0.06%) 1.3083 / 1.3042
ドル・スイス 0.8572 + 0.0002 (+ 0.02%) 0.8585 / 0.8559
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<きょうの材料>
※経済指標
【ドイツ】
*経常収支(8月)21:38
結果 144.0億ユーロ
予想 N/A 前回 178.0億ユーロ(160.0億ユーロから修正)(経常収支)
【カナダ】
*住宅建設許可(8月)21:30
結果 -7.0%
予想 -8.6% 前回 20.8%(22.1%から修正)(前月比)
*雇用統計(9月)21:30
結果 4.67万人
予想 3.5万人 前回 2.21万人(雇用者数・前月比)
結果 6.5%
予想 6.6% 前回 6.6%(失業率)
【米国】
*生産者物価指数(PPI)(9月)21:30
結果 0.0%
予想 0.1% 前回 0.2%(前月比)
結果 1.8%
予想 1.7% 前回 1.9%(1.7%から修正)(前年比)
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.3%(食品・エネルギー除くコア・前月比)
結果 2.8%
予想 2.7% 前回 2.6%(2.4%から修正)(食品・エネルギー除くコア・前年比)
*ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(10月)23:00
結果 68.9
予想 70.9 前回 70.1(ミシガン大学消費者信頼感指数)
・1年先のインフレ期待
結果 2.9%
予想 2.7% 前回 2.7%
・5-10年先のインフレ期待
結果 3.0%
予想 3.0% 前回 3.1%
※発言・ニュース
*ローガン・ダラス連銀総裁
米経済は引き続き堅調かつ安定
最近のインフレデータは非常に歓迎すべき
政策を徐々に中立に戻すべき
*ボウマンFRB理事
銀行イベントで講演も金融政策、経済見通しなどはコメントなし
*フィッチレーティング
大手格付け会社フィッチレーティングスはフランスの格付け見通しをそれまでの安定的
からネガティブに引き下げた。格付け水準はAA-を維持
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<月曜日の材料と事前予想>
【ユーロ圏】
ドイツ消費者物価指数(確報)(9月)15:00
予想 0.0% 前回 0.0%(前月比)
予想 1.6% 前回 1.6%(前年比)
調和消費者物価指数(HICP)
予想 -0.1% 前回 -0.1%(前月比)
予想 1.8% 前回 1.8%(前年比)
【英国】
月次GDP(8月)15:00
予想 0.2% 前回 0.0%(前月比)
鉱工業生産指数(8月)15:00
予想 0.1% 前回 -0.8%(前月比)
予想 -0.4% 前回 -1.2%(前年比)
製造業生産高(8月)15:00
予想 0.1% 前回 -1.0%(前月比)
予想 -0.3% 前回 -1.3%(前年比)
商品貿易収支(8月)15:00
予想 -190.00億ポンド 前回 -200.03億ポンド
貿易収支
予想 -59.00億ポンド 前回 -75.14億ポンド
【カナダ】
住宅建設許可(8月)21:30
予想 -8.6% 前回 22.1%(前月比)
雇用者数増減(9月)21:30
予想 3.50万人 前回 2.21万人(前月比)
失業率
予想 6.6% 前回 6.6%
【中国】
貿易収支(9月)時刻未定
予想 N/A 前回 6493.4億元(貿易収支)
予想 920.0億ドル 前回 910.2億ドル(貿易収支(ドル建て))
【シンガポール】
実質GDP(速報値)(2024年 第3四半期)09:00
予想 3.7% 前回 2.9%(前年比)
スポーツの日祝日のため東京市場は休場
中国国家市場監督管理総局、国家金融監督管理総局、工業情報化部、司法省が企業支援
強化について記者会見
米NY連銀インフレ期待(9月)
ホークスビーNZ中銀副総裁、会議出席
ディングラ英中銀委員、討論会参加
ナーゲル独連銀総裁、デジタルユーロについて講演
ビルロワドガロー仏中銀総裁、フィンテックイベント出席
ウォラーFRB理事、経済見通しについて講演(質疑応答あり)
EU外相理事会
コロンブスデー祝日のため米債券市場は休場
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 きょうのNY為替市場、ドル円はロンドン市場からのドル買い円売りの流れが継続
し、149円28銭まで上値を伸ばした。米債利回りの上昇がきっかけとなってロンド
ン市場で149円台まで上昇。注目された米生産者物価指数は前月比が予想を下回った
が、前年比は上回った。この結果を受けて148円80銭近くまで売りが出た後反発
し、上値をトライした。
 週末前、さらに月曜日は東京が休場、米国も債券市場が休場となる中で、その後は様
子見ムードが広がった。ドル円は一時149円を割り込むなど、調整ムードが広がった
が、149円10銭台で引けるなど、地合いは堅調。
 決算などを受けてしっかりとなった米株式市場動向もドル円、クロス円を支えたと見
られる。
 ユーロ円はドル円の上昇もありしっかり。ロンドン市場朝の162円半ばから163
円41銭を付けた。その後も163円台を維持するなどしっかり。ただ、来週のECB
での利下げ期待もあり、上値追いに少し慎重で、対ポンドなどで売りが出ていた。その
分、ポンド円は上昇が目立っており、ロンドン朝の193円90銭台から上昇がNY午
前も継続する形で195円24銭まで上昇。その後194円65銭で引けた。
 ユーロドルはロンドン市場から何度か1.0950超えをトライも、1.0950台
では売りが出ている。来週のECBでの利下げはほぼ確実視されている。声明などで慎
重姿勢を継続すると、来年春までの利下げ継続との期待が広がると見られる。
MINKABU PRESS