--------------------------------------
日本時間午後11時26分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 147.71 - 1.17 (- 0.79%) 149.33 / 147.32
ユーロ・ドル 1.0819 + 0.0030 (+ 0.28%) 1.0844 / 1.0781
ポンド・ドル 1.2885 - 0.0010 (- 0.08%) 1.2924 / 1.2866
ドル・スイス 0.8848 - 0.0062 (- 0.70%) 0.8926 / 0.8840
--------------------------------------
日本時間午後11時26分現在のドル円は1ドル=147.71円。きょうも為替市
場は円高の動きが優勢となっており、ドル円は147円台に下落。下値模索の展開を続
けている。テクニカル的にも天井を形成しそうなチャートが示現しており、このまま反
転できないようであれば、140-145円のゾーンを試しそうな雰囲気が出ている。
春闘における連合側の賃上げ要求が伝わっており、32年ぶりに6%を超えたと発
表。組合員300人未満の中小も6.5%程度の高さとなっている。ベアはそれぞれ
4.5%、5.0%。最終的に5%台前半程度で着地するとの見方も出ているようで、
それを受けて日本の10年債利回りは1.53%まで上昇しており、円高の原動力とな
っているようだ。
日銀の利上げについても、さすがに一時期海外勢中心に高まっていた今月の利上げは
ないと見られているが、情勢次第では5月か6月の可能性は排除できないと見ている模
様。コンセンサスは7月か9月。
先ほどECB理事会の結果が公表され、予想通りに0.25%ポイントの利下げを実
施した。ただ、ECBは声明で「金利は景気抑制の度合いが有意に低下しつつある」と
述べ、中立金利に接近しつつあることを示唆している。これを受けて市場はECBの年
内利下げ期待を後退させ、ユーロは買いの反応を見せ、ユーロドルは1.0840ドル
近辺まで一時上昇した。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は148円に観測。
6日(木)
148.00(7.9億ドル)
MINKABU PRESS