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金 25/ 2 2734.2 +34.9 プラチナ 25/ 1 971.4 +0.9
銀 25/ 3 3173.5 +35.6 パラジウム 24/12 1017.00 -27.90
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ニューヨーク金、銀は続伸。日本時間の4時55分時点で、中心限月の前日比は金
2月限が34.9ドル高、銀3月限が35.6セント高。
金2月限は続伸。ウクライナを舞台として、北大西洋条約機構(NATO)とロシア
の衝突が始まりつつあることが安全資産を押し上げている。今週、ウクライナ軍はやや
射程の長い「ストームシャドー」や「ATACMS」といった英国や米国のミサイルで
ロシアを攻撃し、ロシアは報復として迎撃不可能とされる極超音速ミサイルを試射し、
NATOを威嚇した。米ニューヨーク・タイムズによると、複数の米当局者はバイデン
米大統領がソ連崩壊後に米国がウクライナから持ち帰った核兵器をウクライナに返還す
る可能性があることを示唆した。
銀3月限は続伸。金相場に連動した。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小幅続伸、パラジウムは反落。日本時間の
5時時点で、中心限月の前日比はプラチナ1月限が0.9ドル高、パラジウム12月限
は27.90ドル安。
プラチナ1月限は小幅続伸。ロシアとNATOの衝突が拡大しつつあることが貴金属
市場全体を押し上げた。主要な米株価指数が上昇基調を維持しており、今年の年末商戦
における資産効果が期待できることもリスク資産の一角であるプラチナの追い風。た
だ、ドルインデックスが堅調に推移し、今年の最高値を更新したことは重し。
MINKABU PRESS
*価格は帳入値ではなく、暫定値。