2日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比191円高の
4万9494円と反発。
前日の欧州株市場では高安まちまちながら、独DAXが1%超の下げとなったほか仏
CAC40も軟調だった。米国株市場でもNYダウが400ドル超の下げとなるなど利
益確定売り圧力が表面化し6日ぶりに反落した。ただ、東京市場では前日に日経平均が
これらに先立って950円安と大きく売られていたことで、その分下値抵抗力を発揮し
やすくなっている。一方、上値も重そうであり、12月の日銀金融政策決定会合での利
上げ観測が高まるなか、取引時間中は長期金利の動向なども横にらみに神経質な地合い
となることも予想される。
出所:MINKABU PRESS