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米東部時間午前10時40分現在
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 49370.11 - 220.09 (- 0.44%) 49616.95 / 49208.61
ナスダック総合指数 23635.49 - 98.41 (- 0.41%) 23813.30 / 23607.59
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きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。前日比は、ダウ工業株30種平均が22
0.09ドル安の4万9370.11ドル、ナスダック総合指数が98.41安の2万
3635.49。
取引開始前に12月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は2.7%
と予想通りの内容だったものの、コア指数が2.6%と予想を下回った。インフレ鈍化
を示唆する内容との受け止めから、米株式市場は時間外でポジティブな反応を示してい
たが、通常取引に入ると下げに転じている。
今回の米CPIは政府機関閉鎖による混乱後、物価の全体像を示すと見られていた。
12月の米雇用統計はやや減速も安定的な労働市場を示し、FRBの利下げ見送りを後
押ししたとの見方が広がっているが、本日の米CPIを受けてもその見方は概ね変わっ
ていない。
トランプ政権とFRBとの最新の応酬で投資家は混乱しているが、前日の米株式市場
はプラスで終えるなど、結局は落ち着いた反応を示している。今回の件に関しては各国
の金融界のみならず、共和党内からも異論が出ており、一部の議員は次期FRB議長を
始め、全ての指名を阻止すると表明している。
また、今回の件で逆に利下げが遠のくのではとの見方も出ている。短期金融市場では
今月と3月の追加利下げはないとの見方が強まっており、4月も40%程度の確率に後
退。次回は6月というのがコンセンサスとなっている状況。
一部からは「地政学的なサプライズをひとまず消化した格好となている中、市場は米
国内政治のヘッドラインに直面している。さらなる想定外の事態がなければ、市場の関
心は決算に移るだろう」との指摘が出ていた。
その決算だが、今回の10-12月期は市場予想を容易に上回る可能性が高いとの指
摘がストラテジストから出ている。需要と価格の両面で予想を上回る売上成長に加え、
特にAI関連銘柄を中心とした利益改善が追い風になるという。1株利益の伸びのコン
センサス予想は9%だが、容易に超えられるハードルだという。2025年通期の1株
利益の伸び予想は12%だが、それと比べても、今回の四半期予想は保守的だとしてい
る。
ダウ平均は前日に最高値を更新したこともあり、本日は今月28日のFOMC前の重
要指標を通過したことで、一旦利益確定売りが出ているのかもしれない。ビザ<V>が
前日に引き続き売りを強めていることや、決算を受けてJPモルガン<JPM>が下落し
ていることもダウ平均を圧迫している。
JPモルガン<JPM> 315.90(-8.59 -2.65%)
ビザ<V> 328.01(-15.20 -4.43%)
アップル<AAPL> 259.80(-0.45 -0.17%)
マイクロソフト<MSFT> 467.22(-9.96 -2.09%)
アマゾン<AMZN> 243.87(-2.60 -1.05%)
アルファベットC<GOOG> 336.24(+3.51 +1.05%)
アルファベットA<GOOGL> 335.60(+3.74 +1.13%)
テスラ<TSLA> 447.09(-1.88 -0.42%)
エヌビディア<NVDA> 183.97(-0.97 -0.52%)
メタ<META> 627.15(-14.83 -2.31%)
AMD<AMD> 219.02(+11.33 +5.45%)
イーライリリー<LLY> 1079.78(-1.22 -0.11%)
MINKABU PRESS