14日の東京株式市場はリスクオンの地合いが継続、日経平均は続急伸で連日の最高
値更新。初の5万4000円台乗せを果たした。
大引けの日経平均株価は前営業日比792円07銭高の5万4341円23銭と大幅
高で3日続伸。プライム市場の売買高概算は24億6968万株、売買代金概算は7兆
1426億円。値上がり銘柄数は1156、対して値下がり銘柄数は395、変わらず
は52銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方から買い優勢、前場取引前半は先物を絡め漸次水準を切り上
げる展開となった。5万4000円台半ばでは利益確定売りに上値が重くなったもの
の、買い意欲は旺盛であり終始高値圏で売り物をこなした。衆院解散観測を拠りどころ
に先高期待からの買いがきょうも継続している。解散総選挙となった場合、高市首相の
政権基盤が強化されるとの見方がマーケットでは根強い。前日までの2営業日で日経平
均は2400円あまりも水準を切り上げていたことから、スピード警戒感も意識された
が、買いの勢いは衰えなかった。外国為替市場で円安が進んでいることも半導体関連な
どをはじめハイテクセクターに追い風となっている。商い活況のなか全体売買代金は前
日に続き7兆円台に乗せた。値上がり銘柄数も全体の7割を超えるなど、主力株だけで
なく中小型株にも幅広く物色の矛先が向いた。
個別では、売買代金2位に入ったアドバンテスト<6857>が上昇、ディスコ<6146
>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>なども一斉高に買われた。三
菱重工業<7011>が上値を追い、ファーストリテイリング<9983>も堅調。JX金属<
5016>が買われ、三井海洋開発<6269>なども物色人気。東洋エンジニアリング<6330
>は前日に続くストップ高となった。第一稀元素化学工業<4082>も連日のストップ高
で値上がり率首位に。東邦亜鉛<5707>、冨士ダイス<6167>も値幅制限いっぱいに買
われている。三光合成<7888>も急騰を演じた。
半面、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A.T>が下落、ソフ
トバンクグループ<9984>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>が冴えず、TDK<
6762>、第一三共<4568>、リクルートホールディングス<6098>などが軟調。電通グ
ループ<4324>が値下がり率トップに売り込まれ、竹内製作所<6432>も急落、サカタ
のタネ<1377>が大幅安。日本板硝子<5202>も大きく下値を探った。
出所:MINKABU PRESS