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2026年03月07日(土)05時23分

NY貴金属引け速報=金・銀は地政学的リスクで大幅反発、PGMは反発

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金 26/ 4 5158.7 + 80.0 プラチナ  26/ 4 2148.7 + 19.4
銀 26/ 5 8462.5 +244.4 パラジウム 26/ 6 1664.50 + 14.50
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 ニューヨーク金、銀は大幅反発。前日比は金4月限が80.0ドル高、銀3月限は
244.4セント高。
 金4月限は大幅反発。時間外取引は、ドル高が圧迫要因ながらイラン戦争の長期化懸
念から買いが先行し、20ドル近い上げ幅を維持し、小高く推移。日中取引では、2月
の米雇用統計が弱気の数字となり、米利下げ期待が再浮上、米長期金利が小幅に低下し
たことが追い風となった。トランプ米大統領がイランとの交渉について「無条件降伏以
外の合意はない」と表明。「降伏の後に素晴らしく受け入れ可能な指導者が選ばれれ
ば、米国と勇敢な同盟国・パートナーとともに、イランを破滅の瀬戸際から立て直すた
めに全力で取り組む」とイランへの軍事行動、制圧に強硬姿勢を崩していないことで地
政学的リスクの買いが膨らみ一段高となった。米国株が大幅安となり、安全資産として
の買いが活発化し、一時100ドルを超える上昇となった。
 銀5月限は大幅反発。時間外取引から買い優勢となり、40セント超の上昇で推移し
た。日中取引は金の上げ幅拡大と歩調を合わせ、一段高となり、終盤は250セント近
い上げ幅を維持して推移。
 プラチナ系貴金属(PGM)は総じて反発。前日比はプラチナ4月限が19.4.7
ドル高、パラジウム6月限は14.50ドル高。
 プラチナ4月限は反発。時間外取引では、金、銀が小高く推移につれ高となり、買い
優勢もイラン戦争の長期化懸念で世界景気の悪影響から需要減少不安もあり、小幅高に
とどまった。日中取引では、2月の米雇用統計が弱気の数字となり、序盤に上げ幅拡大
も米国株が大幅反落となり、リスク回避の動きが強まり、上げ幅を削り、一時2100
ドル割れまで軟化。後半から終盤は金、銀の大幅反発に支援され、上昇。上値は重く推
移したが、終盤から引け前に上げ幅を拡大した。
 パラジウム6月限は反発。時間外取引は小高く推移し、1ケタ高で推移。日中取引は
一時、2ケタ安まで下落したが、1630ドルが支持線となった後、切り返し、堅調に
推移した。
MINKABU PRESS
*価格は帳入値ではなく、暫定値。