25日の東京株式市場は主力株をはじめ全面高商状に買われ、日経平均は一時5万4
000円台を回復する場面もあった。
大引けの日経平均株価は前営業日比1497円34銭高の5万3749円62銭と続
急伸。プライム市場の売買高概算は21億9958万株、売買代金概算は7兆431億
円。値上がり銘柄数は1461、対して値下がり銘柄数は110、変わらずは14銘柄
だった。
きょうの東京市場は終始買い意欲の強い地合いとなり、日経平均は朝方高く始まった
後も先物を絡めて水準を切り上げ、取引序盤に5万4000円台に乗せた。米国とイラ
ンの停戦に向けた動きが観測されるなか、WTI原油先物価格が下落し、市場センチメ
ントが改善した。今週末の3月の権利付き最終売買日を控え、駆け込みでの配当権利取
り狙いの買いなども全体相場に浮揚力を与えている。後場は取引終盤にかけて利益確定
売りも出て、日経平均はやや伸び悩んだとはいえ、前引けの値段を上回る水準で着地し
ている。値上がり銘柄数は1400超でプライム上場銘柄の92%を占める全面高商状
となった。業種別では33業種中、原油市況下落の影響を受けやすい鉱業を除く32業
種が上昇した。売買代金は7兆円台に乗せ、前日を上回った。
個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<28
5A.T>が大きく切り返したほか、フジクラ<5803>も大商いで値を飛ばした。東京
海上ホールディングス<8766>が売買代金上位3傑に食い込む異例の展開で連日のスト
ップ高となった。古河電気工業<5801>が高く、アドバンテスト<6857>、ディスコ<
6146>など半導体製造装置関連も上昇。ソフトバンクグループ<9984>も気を吐いた。
三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが買われた。アステリア<
3853>が値上がり率トップ、ソラスト<6197>、宮越ホールディングス<6620>はスト
ップ高。
半面、任天堂<7974>が冴えず、川崎重工業<7012>もマイナス圏で着地。INPE
X<1605>が売られた。リクルートホールディングス<6098>が下落、第一三共<4568
>も軟調。カプコン<9697>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、
スギホールディングス<7649>なども水準を切り下げた。
出所:MINKABU PRESS