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2026年04月22日(水)05時38分

NY外為市況=協議見送り

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日本時間午前5時36分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  159.36 + 0.55 (+ 0.35%) 159.64 / 158.75
ユーロ・ドル 1.1746 - 0.0042 (- 0.36%) 1.1791 / 1.1719
ポンド・ドル 1.3507 - 0.0028 (- 0.21%) 1.3540 / 1.3476
ドル・スイス 0.7806 + 0.0022 (+ 0.28%) 0.7826 / 0.7780
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<きょうの材料>
*小売売上高(3月)21:30
結果 1.7%
予想 1.4% 前回 0.7%(0.6%から修正)(前月比)
結果 1.9%
予想 1.4% 前回 0.7%(0.5%から修正)(自動車除くコア・前月比)
*中古住宅販売成約指数(3月)23:00
結果 1.5%
予想 0.0% 前回 2.5%(1.8%から修正)(前月比)
*ウォーシュ次期FRB議長
・生活費の問題ほど差し迫った課題はない。
・2021年から2022年にかけての政策ミスの余波にいまも対処中。
・FRBの政策運営における体制転換が必要。
・FRBには新たなインフレの枠組みが必要。
・FRBには新たなツールと新たなコミュニケーションが必要。
・FRBは予測に必要以上に長く固執している。
・倫理問題はFRBの信頼性の核心を揺るがした。
・承認されれば、未開示の資産を売却する。
・中央銀行は誤りを犯した際には迅速に是正する必要。
・FRB当局者が政策への考え方を改めることが不可欠。
・物価が安定しているということは、価格変動を誰も話題にしないということ。
・FRBの権限の範囲外には踏み出さない方針。
・トランプ大統領から独立した立場を維持すると断言。
・トランプ大統領は利下げに前向きな傾向がある。
・大統領からいかなる金利決定の約束を求められていない。
・大統領の「操り人形」には決してならない。
・バランスシートは漸次的かつ慎重に縮小する必要。
・もっと議論が紛糾するFOMCが好ましい。
・FRBのバランスシートが縮小すれば、金利は低くなり得る。
・ドルは世界経済の要。
・トランプ大統領に利下げ要請されたとの報道を否定。
・FRBのバランスシートに長期資産は含まれるべきでない。
*トランプ大統領
・新しいFRB議長が利下げしないとすれば残念だ。
・米国は常に世界で最も低い金利を維持すべき。
・インフレと闘うための利上げはこれまでも支持。
・インフレ抑制のための利上げはある程度効果的。
・FRBのビルは完成時、40億ドルを超える費用がかかる可能性。
・株式市場の上昇に言及。
・インフラへの攻撃はイランの軍事力を損なう可能性。
*イランの参加がいまだ確定せず バンス副大統領のパキスタン行きも保留
 米国とイランの停戦が明日22日に期限を迎えるのを前に、戦争終結を目指す第2回
協議にイランが参加するかどうかは、いまだに確定していない。ホルムズ海峡の封鎖問
題を巡り、双方は依然として激しく対立している。イランが米国の交渉案に応じていな
いため、バンス副大統領のパキスタン行きは保留されているという。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
通関ベース貿易収支(3月)08:50
予想 10650億円 前回 443億円
予想 2050億円 前回 -3742億円(季調済)
【英国】
消費者物価指数(CPI)(3月)15:00
予想 0.6% 前回 0.4%(前月比)
予想 3.3% 前回 3.0%(前年比)
予想 3.2% 前回 3.2%(コア・前年比)
小売物価指数(RPI)(3月)15:00
予想 0.8% 前回 0.4%(前月比)
予想 4.0% 前回 3.6%(前年比)
予想 N/A 前回 3.5%(前年比・除くモーゲージ利払い)
生産者物価指数(PPI)(3月)15:00
予想 3.0% 前回 0.8%(仕入・前月比)
予想 3.4% 前回 0.5%(仕入・前年比)
予想 1.0% 前回 -0.5%(出荷・前月比)
予想 2.4% 前回 1.7%(出荷・前年比)
【ユーロ圏】
ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)(4月)23:00
予想 -17.2 前回 -16.3
独連銀月次報告
米20年債入札(130億ドル)
ラガルドECB総裁、ゲオルギエバIMF専務理事、討論会出席
「Google Cloud Next」(ラスベガス、24日まで)
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 きょうのNY為替市場、ドル高が優勢となり、ドル円は159円台半ばまで上げ幅を
拡大した。投資家は、停戦延長に向けた協議にイランが参加するかどうかを見極めよう
としている中、結局、イランは22日の協議欠席をパキスタンを通して米国に通知した
と伝わった。それに伴いバンス副大統領もパキスタン訪問を取り止めたと伝わってい
る。
 トランプ大統領が2週間の停戦延長に否定的な見方を示しており、市場の不透明感は
増している状況。トランプ大統領は交渉が失敗すればイランの電力インフラへの攻撃も
辞さないと警告し、市場も警戒しているが、その後にトランプ大統領は、協議が完了す
るまでイランとの停戦を延長すると発表した。市場には悲観的なムードまではない。
 本日はウォーシュ次期FRB議長の公聴会が実施され、「大統領から指名されたこと
を光栄に思うが、FRB議長として承認されれば独立した意思決定を行う」と述べてい
た。また、大統領の操り人形になるのかと問われたことへの回答で、断じて違うと否
定。
 また、大統領から特定の利下げや利上げを約束するよう求められたことは一度もない
とも説明。「仮に求められたとしても、応じることはなかった」と述べていた。それ自
他は特に波乱はなく通過した印象。
 ユーロドルは戻り売りが優勢。100日線が1.1705ドル付近、200日線が
1.1675ドル付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。一方、ユーロ円
はドル円の上げとユーロドルの下げに挟まれ、187円台前半で方向感のない展開。
 先週は1.18ドル台まで買い戻されていたユーロドルだが、今週に入って上値を止
められている。市場ではECBの利上げ期待が高まっているが、ラガルド総裁を始めと
したECB理事は様子見姿勢を強調しており、ユーロドルの上値を抑えている面もあり
そうだ。
 ストラテジストは、ユーロドルは短期的に下落する可能性が高いとし、ショートポジ
ションを推奨している。ECBの利上げ期待はすでに2回分が織り込まれており、これ
以上拡大する可能性は低いと指摘。「今後の数回の取引でユーロが大きく上昇するとは
考えにくい。好材料の多くはすでに価格に織り込まれており、実質金利差はユーロ安を
示唆している」という。
 ポンドドルも売りが強まり、1.34ドル台に下落する場面が見られた。ポンド円は
215円台に戻す展開。
MINKABU PRESS