--------------------------------------
日本時間午前5時36分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 157.73 + 0.55 (+ 0.35%) 157.96 / 157.18
ユーロ・ドル 1.1533 + 0.0024 (+ 0.21%) 1.1534 / 1.1502
ポンド・ドル 1.3452 + 0.0019 (+ 0.14%) 1.3456 / 1.3420
ドル・スイス 0.8090 - 0.0012 (- 0.15%) 0.8107 / 0.8080
------------------------------------
<きょうの材料>
【米国】
*米貿易収支(7月)21:30
結果 -733億ドル
予想 -730億ドル 前回 -776億ドル
*米求人件数(6月)23:00
結果 735.9万人
予想 745.4万人 前回 753.7万人(759.4万人から修正)
*米耐久財受注(6月改定値) 23:00
結果 0.5%
予想 0.3% 速報 0.3%(前月比)
結果 0.7%
予想 0.6% 速報 0.6%(除輸送・前月比)
*米製造業受注(6月)
結果 -0.3%
予想 0.2% 前回 -1.1%(-1.3%から修正)(前月比)
【カナダ】
*国際商品貿易(6月)21:30
結果 38.6億カナダドル
予想 31.5億カナダドル 前回 37.0億カナダドル(42.4億カナダドルから修正)
*ベッセント財務長官
・介入に続く日本の追加的政策対応を強く確信
・植田総裁は必要なことを行うと確信。
・片山財務相とは業務上の良好な関係にある
・日本側と緊密な連携を続けている
・円相場の安定は米国とアジア全域にとって重要。
・状況の安定化で日本と協力できることは誇り。
・円買いのメモ、記者に見えるよう意図した。
・高市首相は素晴らしい仕事をしている・
・FRBがFIMAレポファシリティー拡大を検討するのは合理的。
・ECBを含む欧州側と緊密に連携。
・ユーロは均衡レートに遥かに近いと思える。
・円相場が他の問題や通貨安を招く恐れ。
・エネルギー価格は落ち着きを取り戻すと見込む。
*ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁
・今後の政策の方向性については柔軟な姿勢で臨む。
・2つのシナリオ。FRBの金融引き締めは緩やかか、あるいは不十分か。
・金利設定が適切であれば、インフレ鈍化の兆しが見られると予想。
・労働市場は完全雇用に近い水準で比較的安定。
・直近のインフレ指標は多少心強い。
・インフレが高止まりすれば、より引き締め的な政策が必要。
-----------------------------------
<明日の材料と事前予想>
【NZ】
失業率(第2四半期)07:45
予想 5.4% 前回 5.3%
【ユーロ圏】
ドイツ非製造業PMI(確報値)(7月)16:55
予想 49.6 前回 49.6(
ユーロ圏サービス業PMI(確報値)(7月)17:00
予想 51.6 前回 51.6
ユーロ圏生産者物価指数(PPI)(6月)18:00
予想 -0.3% 前回 0.2%(前月比)
予想 4.6% 前回 5.9%(前年比)
【英国】
サービス業PMI(確報値)(7月)17:30
予想 51.8 前回 51.8
【米国】
ADP雇用者数(7月)21:15
予想 6.5万人 前回 9.8万人(前月比)
非製造業PMI(確報値)(7月)22:45
予想 53.6 前回 53.6
コンポジットPMI(確報値)
予想 53.6 前回 53.6
ISM非製造業景気指数(7月)23:00
予想 54.5 前回 54.0
日銀議事録(6月15日-16日開催分)
クックFRB理事が講演(質疑応答なし)
-----------------------------------
NY時間の終盤に入って、ドル円は157円台後半に戻している。NY時間に入って
ベッセント財務長官の発言が伝わり、円買い戻しを誘発した。長官は「日本が円の過小
評価是正に向けて真剣に取り組んでいる」と述べていた。
ドル円は157円台前半に一時下落していたものの、後半に買い戻されている。市場
は、今回のドル円の急落局面を円高トレンドへの転換とは見ておらず、押し目買いの好
機と捉える向きが依然として多い。
一方、日本の当局による追加の円買い介入への警戒感も根強い。市場では、介入時に
利益が見込めるオプションへの需要が高まっており、円急騰に備えたオプションプレミ
アムも上昇。ただ、日本当局はこれまで約870億ドル規模と過去最大の介入を実施し
たと見られており、市場では当面、様子見姿勢を取る可能性も指摘されているようだ。
ストラテジストは、日米協調介入によって円安には一定の歯止めがかかったものの、
円相場が持続的に反転するには、日銀によるより速いペースでの利上げと、日本への資
金還流が不可欠との見方を示している。
テクニカル面では、ドル円は心理的節目である158円とその付近の200日線が重
要ポイントとして意識されている。158円台を明確に回復できれば、介入後の下落局
面は一巡したとの見方が強まり、戻りを試す動きがさらに強まる可能性もありそうだ。
ただし、160円に接近するに従って上値での介入警戒感が強まることは必至。
ユーロドルは1.15ドル台前半の狭い範囲での振幅。次の展開待ちの状況。一方、
ユーロ円は買戻しが優勢となり181円台後半まで戻している。
アナリストはユーロドルに対して、やや割高な水準にあるため、一段高は難しい可能
性があるとの見方を示した。同アナリストの短期のフェアバリューモデルでは、ユーロ
ドルは約0.5-1.0%割高な水準にあるという。さらにユーロが上昇するには、短
期金利差がユーロに有利な方向へ変化する必要があり、そのためには米利上げ観測が後
退し、市場の織り込みが修正されることが条件になると指摘した。
今週の基本シナリオでは、ドルがやや持ち直すことでユーロドルは1.15ドルを下
回る展開を予想。ただし、金曜日に発表される米雇用統計が特に強い内容とならない限
り、短期間で1.14ドルまで下落するとは見ていないとも述べた。
きょうのポンドドルは1.34ドル台半ばでの狭い範囲での振幅が続き、次の展開待
ちの雰囲気が強まった。明日は英PMI確報値が公表されるが、基本的に英国側に材料
はない。米経済指標を受けたドルの反応待ちといったところのようだ。一方、ポンド円
は一時211円台に下落したものの212円台に戻す展開。こちらは介入を含めた円の
動向次第。
ストラテジストは、市場は英中銀の利上げを過大評価していると述べている。6月以
降、英中銀は以前ほどタカ派ではなくなっているという。また、主要国の金融政策に対
する市場の織り込みはほぼ同水準となっているが、英中銀については、われわれの見通
しとの乖離が最も大きいとの見方を示した。
短期金利市場では、年内に英中銀が利上げを実施するとの見方が後退。追加利上げを
完全には織り込まなくなっている。ベイリー総裁は先週の会見で、「利上げに近づいて
いると受け止めるべきではない」と述べていた。
MINKABU PRESS