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2024年06月24日(月)20時18分

欧州外為中盤=ドル円は159円台半ば、ユーロドルは1.07ドル台前半

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午後8時18分時点の主要通貨は下記の通り。

           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円       159.56 - 0.24 (- 0.15%) 159.92 / 158.82
ユーロ・ドル     1.0729 + 0.0036 (+ 0.34%) 1.0734 / 1.0684
ポンド・ドル     1.2661 + 0.0016 (+ 0.13%) 1.2672 / 1.2633
ドル・スイス     0.8931 - 0.0008 (- 0.09%) 0.8945 / 0.8922
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 米東部時間午前7時18分のドル円は159円台半ばでの取引。東京午前に159.
92近辺まで高値を伸ばしたあとは、上値が重くなっている。ロンドン序盤までは15
9円台後半での揉み合いが続いた。しかし、日本時間午後7時過ぎに一気に売りが持ち
込まれると158.80付近まで急落。その後はすぐに買戻しが入って159円台半ば
まで戻している。160円の節目水準に接近しており、東京朝方には神田財務官や鈴木
財務相が円安けん制発言を行っていた。介入への思惑を呼ぶ値動きとなっている。あす
には介入額に関する市場推計額が報じられる見込み。
 ユーロドルは1.07台前半での取引。東京市場では1.06台後半での揉み合いが
続くなかで、一時1.0684近辺の安値をつけていた。ロンドン時間に入ると買いが
優勢となり、高値を1.0730台へと伸ばしてきている。ユーロ円は170.80付
近での揉み合いからロンドン序盤には171.30付近まで買われた。しかし、ドル円
の急落とともにユーロ円も安値を170.33近辺に更新。その後は再び171円台に
乗せている。対ポンドでもユーロ買いが優勢。週明けは、仏政治情勢に対する不透明感
に基づいたユーロ売り圧力は一服している。仏総選挙は6月30日に予定されている。
6月独Ifo景況感指数は予想外に悪化したが、特段のユーロ売り反応はみられなかっ
た。
 ポンドドルは1.26台後半での取引。東京午前に1.2633近辺の安値をつけた
あと、ロンドン時間にかけては買いが優勢になっている。一時1.2672近辺まで高
値を伸ばしており、その後も高止まり。ポンド円はロンドン朝方の202.34近辺を
高値に、ドル円の急落とともに安値を201.17近辺まで広げた。その後は202円
付近へと買い戻されている。ユーロポンドは堅調。0.8449近辺から0.8477
近辺へと上昇。英CBI製造業受注指数は改善したが、総じてポンドの上値は重い。
minkabu PRESS