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2024年05月01日(水)05時36分

修正:シカゴ穀物引け速報=大豆は反落、コーンは売り優勢も下げ幅は限定的

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 大 豆      2024/05 1145.50 -15.25
2024/07 1163.00 -19.00
 コーン       2024/05 439.50 + 0.25
2024/07 446.75 - 2.50
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 大豆は輸出低迷の中での利下げ着手先送り観測や米産地での作付進展を受け大幅反
落、コーンも利下げ着手時期のずれ込み見通し米産地の順調な作付が重石になり売り優
勢で運ばれるも好調な輸出受け下げ幅は限られた。
 大豆は大幅反落。終値の前営業日比は19.75~13.50セント安。中心限月
の7月限は19セント安の1163.00セント。
 米農務省(USDA)発表で米産地での作付が平年および前年を上回るペースで進行
していることが明らかとなったうえ、賃金インフレ感を受け利下げ米連邦準備理事会
(FRB)による利下げ着手時期がこれまでの想定よりずれ込むとの見方がドル高止ま
り観測を強めるなか、すでに低迷している大豆輸出が引き続き停滞するとの懸念が深ま
ったことも売りを呼ぶ要因になった。
 コーンは当限は小幅続伸も2番限以降は続落。終値の前営業日比は3.25セント安
~0.25セント高。中心限月の7月限は2.50セント安の446.75セント。

 大豆と同様に米産地での作付が平年および前年を上回るペースで進行していること
や、米利下げ着手の時期がこれまでの想定よりもずれ込む可能性やこれを受けたドル高
継続観測が重石となった。ただ、米産地での荒天被害に対する警戒感や好調な輸出が下
支え要因となり下げ幅は限られた。
MINKABU PRESS
*コーンのリード文中の”期近から期中は続伸”を”当限は小幅続伸も2番限以降は
 続落”に修正しました。