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2024年04月29日(月)20時18分

欧州外為中盤=ドル円は155円台後半、ユーロドルは1.07ドル台前半

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午後8時18分時点の主要通貨は下記の通り。

           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円       155.88 - 2.45 (- 1.55%) 160.17 / 154.54
ユーロ・ドル     1.0720 + 0.0027 (+ 0.25%) 1.0734 / 1.0687
ポンド・ドル     1.2535 + 0.0042 (+ 0.34%) 1.2549 / 1.2480
ドル・スイス     0.9116 - 0.0026 (- 0.28%) 0.9152 / 0.9097
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 米東部時間午前8時18分のドル円は155円台後半での取引。東京市場が昭和の日
の祝日で休場となるなか、アジア市場でドル円は一時160.17近辺まで上伸した。
ストップ注文などを巻き込んだ急激な動きだった。159円台に戻して高止まりした。
これに対して、午後に入ると大口の円買いが持ち込まれている。一気に155円付近に
急落。その後の反発局面でも円買いが持ち込まれて、ロンドン序盤には154.54近
辺まで急落した。その後は買戻しが入ったが、156円手前水準で上値を止められてい
る状況。神田財務官は、為替についてコメントを控えているが、市場では介入実施の見
方が強まっている。
 ユーロドルは1.07台前半での取引。アジア早朝の1.0687近辺を安値に買わ
れ、ロンドン朝方には1.0734近辺まで上昇。その後は1.07台割れまで反落
も、再び1.07台前半に戻した。ややドル安方向への動きも、売買が交錯した神経質
な値動きとなっている。ユーロ円はドル円とともに急激な動き。この日の高値171.
56近辺をつけたあと、165.66近辺まで急反落。その後は167円ちょうど付近
で揉み合っている。対ポンドではややユーロの上値が重い。ウンシュ・ベルギー中銀総
裁は、7月の利下げは決定事項ではない、などの述べたが特段の反応はみられなかっ
た。
 ポンドドルは1.25台前半での取引。アジア早朝の1.2480近辺を安値に、ロ
ンドン朝方には1.2549近辺まで買われた。その後は1.25台前半で揉み合いと
なっている。ポンド円は200.55近辺まで上伸したあと、193.63近辺まで急
反落。その後は195円台前半で値動き一服。ユーロポンドは0.8570付近から
0.8550割れ水準まで軟化。ややポンド買いの動きが優勢。

minkabu PRESS