2日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比313円安の
3万7651円と続落。
前週末は欧州株市場が高安まちまちで、米国株市場でもNYダウはプラス圏で引けた
もののハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反落するなど、はっきりしない
地合いだった。東京市場では前週末に先物を絡めたインデックス売りが重荷となり日経
平均は大幅に下値を切り下げたが、きょうも冴えない欧米株市場の動向を引き継ぎ、目
先筋の利食い急ぎの動きが全体指数を押し下げる展開を強いられている。米中貿易摩擦
に対する警戒感が拭えない中で足もと手掛かり材料不足の感は否めず、取引時間中は外
国為替市場の動向や米株価指数先物の値動きなどに影響を受けそうだ。
出所:MINKABU PRESS