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2024年04月18日(木)11時57分

東京株式(前引け)=反発、朝安後に押し目買いで切り返す

 18日前引けの日経平均株価は前営業日比129円07銭高の3万8090円87銭
と反発。前場のプライム市場の売買高概算は7億6038万株、売買代金概算は2兆3
12億円。値上がり銘柄数は1474、対して値下がり銘柄数は160、変わらずは1
7銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック
総合株価指数が4日続落と下値模索の動きを強めたことで、朝方は見送りムードで日経
平均が下値を試す動きを強いられた。一時300円を超える下げに見舞われるなど引き
続きリスク回避目的の売りが観測された。しかし、その後は値ごろ感からの押し目買い
が優勢となり、プラス圏に切り返す展開に。前引け時点の日経平均の上げ幅は限定的な
がらこの日の高値で引けており、個別株ベースでみると値上がり銘柄数がプライム市場
全体の約9割を占める全面高様相となっている。
 個別ではディスコ<6146>が朝安後に上昇に転じたほか、ソシオネクスト<6526>な
ども売り物をこなしプラス圏に切り返した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<
8306>などメガバンクもしっかり、東京電力ホールディングス<9501>が堅調。日本マ
イクロニクス<6871>、テラスカイ<3915>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>
などが値を飛ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、富士フイルムホー
ルディングス<4901>も安い。ACCESS<4813>が大幅安で値下がり率トップとな
り、朝日インテック<7747>の下げも目立つ。エスプール<2471>も値を下げた。
出所:MINKABU PRESS