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2024年04月16日(火)05時24分

NY貴金属引け速報=金が続伸、NY連銀製造業景況指数の低下が支援

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金 24/ 6 2383.0 + 8.9 プラチナ  24/ 7 981.0 - 20.7
24/ 8 2405.1 + 8.8       24/10 991.1 - 21.1
銀 24/ 5 2871.7 + 38.7 パラジウム 24/ 6 1043.90 - 15.60
  24/ 7 2899.2 + 38.5       24/ 9 1052.40 - 15.90
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 ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は金は8.8~9.8ドル高、中心限月の
6月限が8.9ドル高、銀が38.4~40.3セント高、中心限月の5月限は
38.7セント高。
 金6月限は続伸。時間外取引では、イランが週末にイスラエルを攻撃したことを受け
て買い優勢となったが、米国がイスラエルの対抗措置に参加しないとすると上げ一服と
なった。日中取引では、予想以上の米小売売上高を受けて売り優勢となったが、ニュー
ヨーク連銀製造業景況指数が予想以下となると押し目を買われた。時間外取引の高値を
突破すると、テクニカル要因の買いが入って上値を伸ばした。
 銀5月限はニューヨーク連銀製造業景況指数の低下や金堅調を受けて買い優勢となっ
た。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。前日比は、プラチナが21.3~20.7ドル
安、中心限月の7月限が20.7ドル安、パラジウムが15.90~15.20ドル
安、中心限月の6月限は15.60ドル安。
 プラチナ7月限は反落。時間外取引は、中東の緊張による金堅調が下支えになった
が、米国がイスラエルの対抗措置に参加しないとし、金の戻りを売られると、軟調とな
った。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。日中取引では、予想以上の
米小売売上高を受けて売り優勢となった。その後は、ニューヨーク連銀製造業景況指数
の低下を受けて下げ一服となった。
 パラジウム6月限は予想以上の米小売売上高やドル高を受けて売り優勢となった。
MINKABU PRESS