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米東部時間午後0時21分
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 43772.46 + 363.99 (+ 0.84%) 43837.26 / 43345.58
ナスダック総合指数 18910.14 - 56.00 (- 0.30%) 19110.89 / 18714.06
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きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。前日比は、ダウ工業株30種平均が36
3.99ドル高の4万3772.46ドル、ナスダック総合指数が56.00安の1万
8910.14。
注目のエヌビディア<NVDA>の決算が前日引け後に発表された。予想を上回る力強い
決算とガイダンスを示したものの、発表後は時間外でネガティブな反応を見せていた。
一時5%超下落した場面も見られたが、日付が変わって朝方はプラスに転じる場面も見
られていた。
前回、前々回のような予想から大きく上方乖離した強さではなかったことから物足り
なさもあったようだが、数字を分析する中で力強い内容ではあった。
ただ、上値では地政学リスクも引き続き意識され、米株式市場は戻り売りに押されて
いる。エヌビディアも下げに転じている。ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)を
使用したとウクライナが発表。ウクライナが西側の兵器でロシア領内を攻撃したことに
対する報復の意味合いがありそうで、戦争が再び大きくエスカレートしている。
本日はアルファベット<GOOG>が下げており、IT・ハイテク株を圧迫している。一
部で観測報道が流れていたが、前日遅くに米司法省と複数の州当局が、同社傘下のグー
グルの独占解消に向け、インターネット閲覧ソフト「クローム」の売却命令などを求め
るビジネス手法の是正案を裁判所に提出した。米司法省と各州の反トラスト法執行担当
者は、グーグルのウェブブラウザーの強固な支配が判決で指摘された事実を踏まえ、ク
ロームを同社は売却せざるを得ないと主張している。
クラウドを活用したビッグデータの保管分析サービスを手掛けるスノーフレーク<
SNOW>は決算を受け大幅高。通期の製品売上高の見通しを上方修正した。新たに投入し
た製品が顧客に好評であることが示唆された。
倉庫型会員制スーパーのBJsホールセール<BJ>が上昇。取引開始前に8-10月
期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想
を上回った。また、会費の値上げも発表した。
バイオ医薬品のピクシス・オンコロジー<PYXS>が急落。開発中の抗がん剤治療薬
「PYX-201」の暫定データを発表し、好調なデータを公表したものの、患者1人
の死亡が含まれていたことが嫌気されている。
スノーフレーク<SNOW> 170.00(+40.88 +31.66%)
BJsホールセール<BJ> 93.07(+7.37 +8.60%)
ピクシス・オンコロジー<PYXS> 2.15(-1.67 -43.72%)
アップル<AAPL> 228.93(-0.07 -0.03%)
マイクロソフト<MSFT> 413.29(-1.37 -0.33%)
アマゾン<AMZN> 196.81(-6.07 -2.99%)
アルファベットC<GOOG> 167.10(-10.23 -5.77%)
テスラ<TSLA> 343.30(+1.27 +0.37%)
メタ<META> 558.54(-6.99 -1.24%)
AMD<AMD> 136.97(-0.63 -0.46%)
エヌビディア<NVDA> 144.13(-1.76 -1.21%)
イーライリリー<LLY> 745.35(-8.06 -1.07%)
MINKABU PRESS