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2026年05月13日(水)05時28分

NY外為市況=ドル高が優勢

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日本時間午前5時28分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  157.65 + 0.46 (+ 0.29%) 157.76 / 156.78
ユーロ・ドル 1.1739 - 0.0044 (- 0.37%) 1.1788 / 1.1722
ポンド・ドル 1.3538 - 0.0072 (- 0.53%) 1.3615 / 1.3500
ドル・スイス 0.7807 + 0.0027 (+ 0.35%) 0.7823 / 0.7775
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<きょうの材料>
*米消費者物価指数(CPI)(4月)21:30
結果 0.6%
予想 0.6% 前回 0.9%(前月比)
結果 3.8%
予想 3.7% 前回 3.3%(前年比)
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.2%(コア・前月比)
結果 2.8%
予想 2.7% 前回 2.6%(コア・前年比)
*トランプ大統領
・イランは単に時間の問題だ。
・イランについては何事も急ぐことはない。
・イランの核関連物質は100%われわれが入手する。
*トランプ大統領
 トランプ大統領は、中国の習近平国家主席との首脳会談では貿易協議を優先する考え
を示し、イラン紛争に割く時間は限定的になるとの見方を示した。トランプ大統領は北
京で予定される会談に向けてホワイトハウスを出発する際、記者団に対し「習主席とは
様々な問題について話し合うが、何よりも貿易が中心なるだろう」と語った。
*グールズビー・シカゴ連銀総裁
・4月CPIは予想より悪かった。
・最も深刻なのはサービス部門のインフレ。
・わが国にはインフレ問題が存在する。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
経常収支(3月)08:50
予想 39000億円 前回 39327億円
予想 29150億円 前回 27090億円(季調済)
貿易収支
予想 7800億円 前回 2676億円
【豪州】
賃金指数(第1四半期)10:30
予想 0.8% 前回 0.8%(前期比)
予想 3.4% 前回 3.4%(前年比)
【NZ】
2年インフレ予想(第2四半期)12:00
予想 N/A 前回 2.37%
【ユーロ圏】
フランス失業率(第1四半期)14:30
予想 7.8% 前回 7.9%
ユーロ圏実質GDP(改定値)(第1四半期)18:00
予想 0.1% 前回 0.1%(前期比)
予想 0.8% 前回 0.8%(前年比)
ユーロ圏鉱工業生産指数(3月)18:00
予想 0.2% 前回 0.4%(前月比)
予想 -1.5% 前回 -0.6%(前年比)
【米国】
生産者物価指数(PPI)(4月)21:30
予想 0.5% 前回 0.5%(前月比)
予想 4.8% 前回 4.0%(前年比)
予想 0.4% 前回 0.1%(コア・前月比)
予想 4.3% 前回 3.8%(コア・前年比)
米30年債入札(250億ドル)
米週間石油在庫統計
カナダ中銀議事録(4月29日開催分)
黒田前日銀総裁が講演
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が討論会出席(質疑応答あり)
コリンズ・ボストン連銀総裁が討論会出席(質疑応答あり)
OPEC月報
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 きょうのNY為替市場、ドル高が優勢となる中、ドル円は東京時間の急落を完全に取
り戻した。この日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)は予想を若干上回る内容だ
った。FRBの年内据え置き観測を正当化する内容とも見られ、米国債利回りが上昇し
ていたことから、ドル円も買い戻しが優勢となった。
 本日の円相場は東京時間に急伸する場面が見られた。ドル円は一時157.75円付
近から156.80円付近まで短時間に急落。ベッセント財務長官が来日しており、片
山財務相との会談を行った直後の動きで、日本の当局の介入とも思われる。
 ただ、日本の当局も連休中と同様に、下に押し込む介入までは行っていないようで、
160円に向かわないよう上値を抑えるのに留めている印象。ドル円はすぐに買い戻さ
れる展開となっている。
 ストラテジストからは「4月30日以降に見られた変動と比べれば特別大きいもので
はない。ただ、市場では片山財務相とベッセント財務長官の会談に関するニュースや、
円相場の管理を巡る日米の暗黙の協調継続との見方が意識された動きだと見ている」と
の指摘も出ていた。ただ、イラン情勢にメドがつき、ホルムズ海峡と原油市場が正常に
戻るまでは、本格的な円高の流れは期待できそうにない。
 なお、米上院は本日、ウォーシュ氏のFRB理事への就任について承認した。任期は
14年。明日FRB議長就任に関して採決を実施する見通し。承認はほぼ確実視されて
いる。
 ユーロドルは戻り売りに押され、一時1.17ドル台前半に値を落とす展開。1.1
7ドル台後半まで上昇していたが、1.18ドルは回復できずに一旦後退した格好。一
方、ユーロ円は東京時間に介入観測で184円台に下落していたものの、185円付近
に戻す展開。底堅さは堅持しており、21日線と100日線の間での推移が続いてい
る。
 市場ではECBの6月利上げの可能性を高めており、短期金融市場では87%程度の
確率で利上げが織り込まれている。本日はECB理事のパツァリデス・キプロス中銀総
裁のインタビューが伝わっていたが、インフレリスクの高まりを受け、6月の理事会で
利上げが必要になる可能性があるとの見方を示していた。
 「現状を見る限り、状況は悪化している。従って、利上げの方向に向かっている。持
続的な物価上昇はコアインフレへの波及リスクを高める」と述べていた。一方、6月に
利上げを実施したとしても、それが新たなサイクルの開始を意味するわけではないとも
強調。明日はラガルド総裁の講演が予定されているが、何らかのメッセージを示唆する
か市場は注目している。
 ポンドドルは1.35ドル台前半に一時下落。21日線を再び下回っており、1.3
480ドル付近に来ている100日線が目先の下値メドとして意識される。一方、ポン
ド円も一時212円台に下落する場面が見られた。上値では日本の当局による円買い介
入への警戒感が強い中、ポンド円は21日線と100日線の間での推移が続いている状
況。
 先週の地方選挙で与党・労働党が大敗したことを受け、スターマー英首相への辞任圧
力が強まる中、ポンドは下げ幅を拡大する可能性があるとの指摘が出ている。久しぶり
に政治のリスクプレミアムが浮上しているが、ポンドにはマイナスプレミアムを積み上
げる余地が十分にある中、スターマー首相の後任として最も可能性の高い候補者は誰な
のかに、関心が移る公算もあると述べている。
 また、政治的緊張は数カ月続く可能性もあり、その不確実性から投資家の信頼を損な
う局面もあり得るとの指摘も出ている。
MINKABU PRESS