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2025年05月30日(金)05時37分

シカゴ穀物引け速報=大豆は期近の主要限月が反発、コーンは概ね続落

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 大 豆      2025/07 1051.75 + 3.25
2025/08 1048.50 + 3.25
 コーン       2025/07 447.00 - 4.00
2025/09 427.75 - 2.00
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 大豆は前日の2ケタ安の後の買い戻しで期近の主要限月は反発。それ以外は続落、コ
ーンは米産地の順調な生育や来週の降雨による夏場の高温乾燥懸念後退で概ね続落。
 大豆は期近の主要限月以外が続落。終値の前営業日比は0.75セント安~3.25
セント高。中心限月の7月限は3.25セント高の1051.75セント。

 期近3限月は2ケタ安となった前日の後で売り警戒感が強まるなか買い戻す動きが広
がった。一方、新穀限月である4番限以降は米産地の順調な生育や6月上旬の降雨予報
を受けて夏場の天候リスク懸念が後退したことで売り優勢で運ばれた。
 コーンは概ね続落。終値の前営業日比は4.00セント~2.00セント安。中心限
月の7月限は4.00セント安の447セント。
 米産地での作付け、発芽が順調に進行していることに加え、来週は降雨が続くことで
夏場の高温乾燥による作柄悪化リスクが低下するとの見方が強まり売り優勢となった。
米エタノール生産は増加し、在庫は減少するなど強気なエタノール需要が報告されたも
のの、市場の反応は限られた。7月限が終値ベースで450セントを割り込むのは5月
19日以来。

MINKABU PRESS