経済ニュース

<< 一覧に戻る

2025年11月03日(月)23時49分

米株式市場序盤=ダウ平均は反落

--------------------------------------
米東部時間午前10時48分現在
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 47453.50 - 109.37 (- 0.23%) 47697.33 / 47450.60
ナスダック総合指数  23888.97 + 164.01 (+ 0.69%) 23976.84 / 23878.25
--------------------------------------
 前日比は、ダウ工業株30種平均が109.37ドル安の4万7453.50ドル、
ナスダック総合指数が164.01高の2万3888.97。きょうのNY株式市場、
ダウ平均は反落の一方、IT・ハイテク株は買われており、ナスダックは上昇してい
る。本日から11月相場入りだが、先週のマグニフィセント7の決算を無難に通過した
こともあり、本日は半導体などIT・ハイテク株主導で上伸。AI関連の上昇モメンタ
ムに加え、米中間の貿易摩擦緩和の兆しも米株式市場をサポートしている。
 今回の第3四半期の決算は今週もまだまだ続くが、S&P500構成銘柄のうち30
0社超がすでに発表を終えており、そのうちの80%以上が予想を上回る数字を示し
た。今週もAI関連を含む100社超が決算を予定しており、パランティア<PLTR>や
AMD<AMD>、クアルコム<QCOM>などが注目されている。
 ストラテジストからは、米企業の業績基調は依然として強く、以下の3つの要因が支
えているとの指摘が出ている。
 1、AI投資の見通しが依然として堅調で、アマゾンの決算がその証拠となった。
 2、金融セクターがブロックチェーンを通じてイノベーションを主導。
 3、FRBがハト派姿勢を強め、利下げを継続。
 S&P500は過去11月に平均で1.8%上昇しており、経験則からは最も強い月
とも言われている。一方、投資家は依然として続いている米政府機関閉鎖にも注視。こ
の影響で、米雇用統計を含む主要な経済指標の公表が遅れている。さらに、今月は米連
邦最高裁がトランプ関税の合法性に関する口頭弁論を開始する見通しで、今後の貿易政
策にも注目が集まっている。
アップル<AAPL> 267.05(-3.32 -1.23%)
マイクロソフト<MSFT> 523.63(+5.82 +1.12%)
アマゾン<AMZN> 257.47(+13.25 +5.42%)
アルファベットC<GOOG> 280.98(-0.84 -0.30%)
アルファベットA<GOOGL> 280.42(-0.78 -0.28%)
テスラ<TSLA> 465.08(+8.52 +1.87%)
エヌビディア<NVDA> 208.34(+5.85 +2.89%)
メタ<META> 652.81(+4.46 +0.69%)
AMD<AMD> 257.05(+0.93 +0.36%)
イーライリリー<LLY> 877.82(+14.96 +1.73%)
MINKABU PRESS