4日前引けの日経平均株価は前営業日比50円20銭安の5万2361円14銭と小
反落。前場のプライム市場の売買高概算は14億1517万株、売買代金概算は4兆2
546億円。値上がり銘柄数は1085、対して値下がり銘柄数は489、変わらずは
40銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は気迷いムードのなか、前日終値を挟んでプラス圏とマイ
ナス圏を往来する展開となり、結局小幅に下落して着地した。前日の米国株市場ではN
Yダウが安かったものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が続伸してお
り、これを受けて日経平均は朝安後に切り返し220円あまり高い場面があったが、そ
の後に軟化した。ただ、個別では値上がり銘柄数が1000を超え、全体の3分の2を
占めたほか、売買代金も前引け段階で4兆2000億円を上回るなど活況だった。
個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が大幅高に買われ、キオクシアホ
ールディングス<285A.T>、東京エレクトロン<8035>も高い。住友電気工業<
5802>が活況高、サンリオ<8136>も物色人気に。住友ファーマ<4506>が急騰、CI
J<4826>も商い急増のなか値を飛ばしストップ高に買われた。半面、ソフトバンクグ
ループ<9984>、アドバンテスト<6857>が利食われたほか、イビデン<4062>も安
い。ソシオネクスト<6526>が急落した。ロードスターキャピタル<3482>、東洋水産
<2875>などの下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS