22日前引けの日経平均株価は前日比389円15銭高の3万8415円32銭。前
場のプライム市場の売買高概算は8億1346万株、売買代金概算は1兆8109億
円。値上がり銘柄数は1265、値下がり銘柄数は316、変わらずは64銘柄だっ
た。
日経平均株価は反発。前日の米株式市場は、トランプ次期米大統領の政策に対する期
待から金融やエネルギー株などが買われ、NYダウは461ドル高と大幅続伸した。こ
れを受け、東京市場も買い先行でスタート。寄り付きの買い一巡後には、一時上昇幅は
50円強に縮小したが、3万8000円ラインに接近すると下値に買いが流入し、再び
上昇基調を強め3万8400円台に値を上げた。半導体関連や銀行株などが買われた。
為替相場は1ドル=154円30銭前後と前日夕方に比べ、やや円高で推移している。
個別銘柄では、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920
>が買われ、フジクラ<5803>やさくらインターネット<3778>が高い。三菱UFJフ
ィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>がしっか
り。半面、三菱重工業<7011>やIHI<7013>、川崎重工業<7012>が軟調で、セブ
ン&アイ・ホールディングス<3382>が値を下げた。日本郵船<9101>や任天堂<7974
>も安い。
出所:MINKABU PRESS