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金 25/ 8 3452.8 + 50.4 プラチナ 25/ 7 1211.9 - 63.2
25/12 3508.6 + 51.1 25/10 1220.3 - 61.7
銀 25/ 7 3635.5 + 6.0 パラジウム 25/ 9 1046.30 - 19.60
25/ 9 3668.3 + 6.4 25/12 1055.20 - 19.20
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ニューヨーク金は大幅続伸、銀は小幅続伸。前日比は金が50.3~52.5ドル
高、中心限月の8月限が50.4ドル高、銀が6.0~9.2セント高、中心限月の7
月限は6.0セント高。
金8月限は大幅続伸。時間外取引では、イスラエルがイランに空爆の実施を受け、地
政学的リスクの高まり背景にアジア時間から値を飛ばし、40ドル超の上昇を維持。欧
州時間に入ると、ドルの堅調な値動きで利食い売りが出たが、40ドル近い上げ幅を維
持。日中取引に入り、中東の緊張の高まりを受けて再度、上げ幅を拡大した。前半で上
げ幅を縮小したが、米国株が大幅安となったことから安全資産としての買いが活発化
し、連日の50ドル超の上昇となった。
銀7月限はアジア時間で小幅続伸で推移したが、欧州時間では利食い売り先行もよう
で小幅安に軟化。日中取引は金の一段高が支援材料となり、再上昇もリスク回避の動き
が強く、上値重く推移した。
プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが急反落、パラジウムは続落。前日比はプラ
チナが63.2~55.2ドル安、中心限月の7月限が63.2ドル安、パラジウムは
23.00~19.40ドル安、中心限月の9月限は19.60ドル安。
プラチナ7月限は急落。時間外取引では、アジア時間から売り優勢も金の大幅高で下
げ幅は10ドル以下にとどまった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大し、一時50ドル
超の下落も下げ幅を縮小し、28ドル超の下落で推移。日中取引では、中東リスクで利
食い売りが先行し、再度、下げ足を速める動きとなった。ドル建て現物価格とともに
1200ドルが支持線になったが、米国株の急落で利食い売りの動きが優勢となり、
60ドルを超える下げで引けた。
パラジウム9月限は、時間外取引から続落。欧州時間では7ドル程度の下落。日中取
引はプラチナの一段安につれ高となり、20ドル近い下落で引けた。
MINKABU PRESS