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日本時間午後10時37分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 143.98 + 0.56 (+ 0.39%) 144.25 / 143.32
ユーロ・ドル 1.1765 - 0.0041 (- 0.35%) 1.1810 / 1.1747
ポンド・ドル 1.3589 - 0.0157 (- 1.14%) 1.3753 / 1.3580
ドル・スイス 0.7927 + 0.0016 (+ 0.20%) 0.7940 / 0.7904
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日本時間午後10時37分現在のドル円は1ドル=143.98円。きょうの為替市
場、朝方発表のADP雇用統計で雇用者数が予想外の減少となったことで、ドル安の反
応が見られている。ドル円も144円台から143円台半ばに一気に下落したが、動き
が一巡すると買い戻しも見られ、144円付近に戻す展開。
前日は予想外に強い米求人件数を受けて、ドルは3年ぶりの安値から持ち直しの動き
を見せていた。直近のドル安にかなり過熱感も出ていることから、ドルは買戻しが入り
やすい状況にはある。
市場は明日の米雇用統計に注目している。前日もパウエルFRB議長は関税の影響に
よるこの先のインフレ期待に着目し、追加利下げへの慎重なアプローチを強調してい
た。ただ、市場は年内2回か3回の追加利下げを織り込んでいる。それが果たして正当
なのか明日の米雇用統計で確認したい意向も強いようだ。
円に関しては日米の貿易協議に進展が見られていないようで、その意味では日銀も様
子見でいざるを得ない状況のようだ。
方向感に乏しい取引が続いているが、ストラテジストからは「米経済指標が引き続き
予想を上回れば、ドルは反発に向かう初期の兆しが見られる」とのコメントも出てい
る。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は144円に観測されてい
る。
2日(水)
144.00(6.0億ドル)
144.75(7.0億ドル)
MINKABU PRESS