--------------------------------------
米東部時間午後4時26分
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ダウ工業株30種平均 49191.99 - 398.21 (- 0.80%) 49616.95 / 49056.31
ナスダック総合指数 23709.88 - 24.02 (- 0.10%) 23813.30 / 23607.59
S&P500 6963.74 - 13.53 (- 0.19%) 6985.83 / 6938.77
-------------------------------------
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。終値はダウ工業株30種平均が398.2
1ドル安の4万9191.99ドル、ナスダック総合指数が24.02安の2万370
9.88、S&P500が13.53安の6963.74。
取引開始前に12月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は2.7%
と予想通りの内容だったものの、コア指数が2.6%と予想を下回った。インフレ鈍化
を示唆する内容との受け止めから、米株式市場は時間外でポジティブな反応を示してい
たが、通常取引に入ると下げに転じている。
今回の米CPIは政府機関閉鎖による混乱後、物価の全体像を示すと見られていた。
12月の米雇用統計はやや減速も安定的な労働市場を示し、FRBの利下げ見送りを後
押ししたとの見方が広がっているが、本日の米CPIを受けてもその見方は概ね変わっ
ていない。
トランプ政権とFRBとの最新の応酬で投資家は混乱しているが、前日の米株式市場
はプラスで終えるなど、結局は落ち着いた反応を示している。今回の件に関しては各国
の金融界のみならず、共和党内からも異論が出ており、一部の議員は次期FRB議長を
始め、全ての指名を阻止すると表明している。
また、今回の件で逆に利下げが遠のくのではとの見方も出ている。短期金融市場では
今月と3月の追加利下げはないとの見方が強まっており、4月も40%程度の確率に後
退。次回は6月というのがコンセンサスとなっている状況。
一部からは「地政学的なサプライズをひとまず消化した格好となている中、市場は米
国内政治のヘッドラインに直面している。さらなる想定外の事態がなければ、市場の関
心は決算に移るだろう」との指摘が出ていた。
その決算だが、今回の10-12月期は市場予想を容易に上回る可能性が高いとの指
摘がストラテジストから出ている。需要と価格の両面で予想を上回る売上成長に加え、
特にAI関連銘柄を中心とした利益改善が追い風になるという。1株利益の伸びのコン
センサス予想は9%だが、容易に超えられるハードルだという。2025年通期の1株
利益の伸び予想は12%だが、それと比べても、今回の四半期予想は保守的だとしてい
る。
ダウ平均は前日に最高値を更新したこともあり、本日は今月28日のFOMC前の重
要指標を通過したことで、一旦利益確定売りが出ているのかもしれない。ビザ<V>が
前日に引き続き売りを強めていることや、決算を受けてJPモルガン<JPM>が下落し
ていることもダウ平均を圧迫している。
JPモルガン<JPM>は取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、
投資銀行部門が予想を下回った。トレーディング収益は株式、債券・為替・商品(FI
CC)とも予想を上回り、純受取利息(NII)も予想を上回っている。通期のガイダ
ンスでも予想を上回るNIIの見通しを示していた。
きょうもカード株の下げが目立っている。トランプ大統領は米消費者に課されるクレ
ジットカード金利に続き、今度は店舗がカード決済時に負担する「インターチェンジ手
数料(スワイプ手数料)」を標的にし、決済ネットワーク間の競争を促す法案を支持す
る姿勢を示した。
デルタ航空<DAL>が決算を受け下落。26年のフリーキャッシュフロー(FCF)
は30-40億ドルと、前年の46億ドルから減少する見込みで、市場ではこの点が嫌
気されている模様。
インテル<INTC>とAMD<AMD>が上昇。アナリストがサーバー向けCPU需要の
強さを背景に投資判断を「買い」に引き上げた。
ソーシャルメディアのレディット<RDDT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」
でカバレッジを開始した。目標株価は320ドル。前日終値よりも42%高い水準。同
社の成長見通しを評価している。
フードサービス向けプラットホームを開発するPARテクノロジー<PAR>が上昇。
ピザチェーンのパパ・ジョンズ<PZZA>が、同社のプラットフォームを採用する計画を
明らかにした。
医療サービスのオプション・ケア・ヘルス<OPCH>が上昇。前日引け後に10-12
月期(第4四半期)の暫定決算を公表し、1冴えない内容ではあったものの株価は上
昇。2026年のガイダンスはステララの逆風を織り込んだ上で想定以上に良好だとの
指摘も出ている。
バイオ医薬品のトラベア<TVTX>が大幅安。希少腎疾患治療薬「フィルサプリ」に関
するFDAの審査期間延長が発表された。
JPモルガン<JPM> 310.90(-13.59 -4.19%)
デルタ航空<DAL> 69.33(-1.70 -2.39%)
インテル<INTC> 47.29(+3.23 +7.33%)
レディット<RDDT> 258.93(+14.91 +6.11%)
PARテクノロジー<PAR> 39.25(+1.39 +3.67%)
オプション・ケア・ヘルス<OPCH> 34.75(+2.69 +8.39%)
ビザ<V> 327.88(-15.32 -4.46%)
マスターカード<MA> 544.99(-21.29 -3.76%)
ASTスペースモバイル<ASTS> 92.72(-5.67 -5.76%)
トラベア<TVTX> 29.11(-4.99 -14.63%)
アップル<AAPL> 261.05(+0.80 +0.31%)
マイクロソフト<MSFT> 470.67(-6.51 -1.36%)
アマゾン<AMZN> 242.60(-3.87 -1.57%)
アルファベットC<GOOG> 336.43(+3.70 +1.11%)
アルファベットA<GOOGL> 335.97(+4.11 +1.24%)
テスラ<TSLA> 447.20(-1.76 -0.39%)
エヌビディア<NVDA> 185.81(+0.87 +0.47%)
メタ<META> 631.09(-10.88 -1.69%)
AMD<AMD> 220.97(+13.28 +6.39%)
イーライリリー<LLY> 1077.19(-3.81 -0.35%)
MINKABU PRESS