9日前引けの日経平均株価は前営業日比3880円38銭安の5万1740円46銭
と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は18億5107万株、売買代金概算は
4兆7467億円。値上がり銘柄数は60、対して値下がり銘柄数は1517、変わら
ずは18銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場はリスク回避目的の売り一色に染まり、日経平均株価は記
録的な下げに見舞われた。一時4000円を超える暴落で5万1400円台まで一気に
水準を切り下げる場面があった。中東での軍事衝突が長期化することへの懸念からWT
I原油価格が高騰し、世界経済に与える影響が警戒されるなか、前週末の欧米株市場が
全面安商状となった。東京市場も寄り付きからこれに追随する動きを強いられた。先物
を絡めた売り攻勢で下げ幅は7%に達したが、アジア株市場も全面安商状にあり、韓国
の主要株価指数が7.5%を超える下落となっていることも、投資家の不安心理を煽っ
ている。値下がり銘柄数はプライム市場の95%を占めた。
個別では断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>
や、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体関連の主力銘柄が大きく値
を下げたほか、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>など電線株への売りも際立っ
た。三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>など防衛関連も安く、三菱UFJフィナ
ンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバン
クも下落した。日東紡績<3110>が値下がり率トップに売り込まれ、山一電機<6941>
も急落。ユニチカ<3103>も大幅安となった。半面、原油高騰を背景にINPEX<
1605>が逆行高、買収報道のあったローム<6963>も買いが優勢。JR東日本<9020>
が堅調。サイバーエージェント<4751>も上値を追った。
出所:MINKABU PRESS