13日の東京株式市場は朝方こそ日経平均は軟調なスタートとなったが、その後は大
きく切り返し今月7日につけた史上最高値を更新した。また、TOPIXも2月27日
につけた最高値に肉薄している。
大引けの日経平均株価は前営業日比529円54銭高の6万3272円11銭と続
伸。プライム市場の売買高概算は28億187万株、売買代金概算は10兆4909億
円。値上がり銘柄数は927、対して値下がり銘柄数は593、変わらずは52銘柄だ
った。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場で半導体関連株が大きく売られたことや原油
市況の上昇を受け、朝方はやや売りに押される地合いだった。しかし、下値は堅く、売
り一巡後は先物主導で切り返す展開に。半導体製造装置大手は売られたものの、半導体
セクターの主力どころの中にはキオクシアを筆頭に買われる銘柄も多く、投資家のセン
チメントを強気に誘導した。企業の決算発表が佳境入りとなるなか、好決算銘柄を中心
に買い意欲は旺盛で、全体を押し上げている。国内長期金利の上昇も特段嫌気されるよ
うな地合いとはならなかった。業種別では33業種中26業種が上昇し、非鉄株や商社
株への買いが目立つ。全体売買代金は5営業日連続で10兆円を上回るなど、大活況相
場が続いている。
個別では、売買代金断トツのキオクシアホールディングス<285A.T>が急上
昇、売買代金2位に入った古河電気工業<5801>も前日のストップ高を上回る値幅で続
急騰。フジクラ<5803>も大商いで値を上げた。三井金属<5706>が大幅高、住友電気
工業<5802>、イビデン<4062>なども物色人気を集めた。ソニーグループ<6758>が
高く、三菱重工業<7011>も堅調。三菱商事<8058>も買われた。東京エネシス<1945
>が値上がり率トップとなり、日本化薬<4272>、武蔵精密工業<7220>、オエノンホ
ールディングス<2533>などがストップ高、オリンパス<7733>も急騰した。
半面、JX金属<5016>が安く、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920
>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、東京エレクトロン<8035>など半導
体製造装置関連が利食われた。日東紡績<3110>が急落、大崎電気工業<6644>が値下
がり率トップに売り込まれ、川田テクノロジーズ<3443>も大幅に値を下げた。ニデッ
ク<6594>の下落も目立つ。
出所:MINKABU PRESS