4日の東京株式市場で日経平均株価は寄り付きから売り優勢でスタート。前引け間際
に一時1500円近い下げで6万7000円を割り込む場面があった。後場はやや下げ
幅を縮小したものの、積極的に押し目を買う動きは限られた。
大引けの日経平均株価は前営業日比931円44銭安の6万7470円69銭と大幅
反落。プライム市場の売買高概算は23億1448万株、売買代金概算は10兆176
2億円。値上がり銘柄数は433、対して値下がり銘柄数は1079、変わらずは51
銘柄だった。
きょうの東京市場は終始軟調な地合いだった。前日の米国株市場では主要3指数が揃
って下落するなかフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が強さを発揮したものの、
その後の時間外取引で半導体大手ブロードコム<AVGO>が決算発表後に大きく下落
し、これを受けて市場センチメントが弱気に傾いた。主力のAI・半導体関連株は高安
まちまちの展開に。中東情勢を巡る動向は断続的に伝わってくるものの、積極的な買い
に結びつくものはなく、前日急伸した反動の利益確定売りに押される形で全体相場は水
準を切り下げた。後場に入り、日銀による6月会合での政策金利引き上げとその後の更
なる追加利上げの可能性が伝わると、為替市場では瞬間的に円買いが膨らむ場面があっ
た。一方、株式市場の反応は限定的だった。プライム市場の値下がり銘柄数は7割近く
に達した。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が大幅安。イビデン<4062>やフジクラ<
5803>、キオクシアホールディングス<285A.T>、ファナック<6954>のほか、
村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>も値を下げた。ENEOSホールディングス<
5020>、コスモエネルギーホールディングス<5021>のほか、関西電力<9503>や東京
電力ホールディングス<9501>、東京ガス<9531>が軟調。任天堂<7974>やソニーグ
ループ<6758>、オリエンタルランド<4661>も安い。
半面、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、レ
ーザーテック<6920>に加え、三菱重工業<7011>、京セラ<6971>が堅調。ファース
トリテイリング<9983>がしっかり。テラスカイ<3915>が連日急騰し、関東電化工業
<4047>がストップ高。エディオン<2730>が値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS