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2026年06月10日(水)05時29分

NY外為市況=160円台での推移

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日本時間午前5時28分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  160.37 + 0.21 (+ 0.13%) 160.45 / 160.05
ユーロ・ドル 1.1544 + 0.0010 (+ 0.09%) 1.1578 / 1.1527
ポンド・ドル 1.3383 + 0.0043 (+ 0.32%) 1.3411 / 1.3331
ドル・スイス 0.7983 + 0.0006 (+ 0.08%) 0.7992 / 0.7949
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<きょうの材料>
【米国】
*米貿易収支(4月)21:30
結果 -559億ドル
予想 -561億ドル 前回 -566億ドル(-603億ドルから修正)
*米中古住宅販売件数(年率)(5月)23:00
結果 417万件
予想 407万件 前回 404万件(402万件から修正)
【カナダ】
*国際商品貿易(4月)21:30
結果 27.2億カナダドル
予想 21.0億カナダドル 前回 17.5億カナダドル(17.8億カナダドルから修正)
*米3年債入札結果
最高落札利回り 4.192%(WI:4.189%)
応札倍率    2.64倍(前回:2.54倍)
*トランプ大統領
 トランプ大統領は、イランが昨夜、米軍のヘリコプター1機を撃墜したと明らかに
し、米国はイランの攻撃に対応しなければならないと表明した。イランとの緊張が再び
高まる可能性がある。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
国内企業物価(5月)08:50
予想 0.8% 前回 2.3%(前月比)
予想 5.6% 前回 4.9%(前年比)
【中国】
生産者物価指数(PPI)(5月)10:30
予想 3.8% 前回 2.8%(前年比)
消費者物価指数(CPI)(5月)10:30
予想 1.3% 前回 1.2%(前年比)
【米国】
消費者物価指数(CPI)(5月)21:30
予想 0.5% 前回 0.6%(前月比)
予想 4.2% 前回 3.8%(前年比)
予想 0.3% 前回 0.4%(コア・前月比)
予想 2.9% 前回 2.8%(コア・前年比)
【カナダ】
中銀政策金利(6月)22:45
予想 2.25% 前回 2.25%
マクレム総裁会見
日本30年利付国債入札(6000億円程度)
米10年債入札(390億ドル)
米週間石油在庫統計
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 きょうのNY為替市場、ドル円は160円台半ばまで上昇。介入警戒から上値に慎重
ながらも160円台を固める展開が続いている。NY時間に入ってドルが買い戻された
こともドル円サポート。
 ただ、米国債利回り低下に加え、米国とイランの停戦実現の可能性、そして今週のイ
ンフレ指標を見極めようとする中、商いは低調なようだ。明日10日に5月の米消費者
物価指数(CPI)、11日に生産者物価指数(PPI)の発表が控えているが、市場
は大きな変動をさほど織り込んでいないとの指摘も出ている。
 現物の為替市場の取引量は直近平均の約70%に留まっているほか、米預託証券決済
公社(DTCC)のデータでは、通貨オプションの取引量も通常の約80%程度に留ま
っているという。
 市場では、中東リスク後退による原油安定と米国債利回り低下がドルの戻り売り要因
となる一方、FRBのタカ派観測が広がる中、方向感をなくしている面もありそうだ。
 ユーロドルはNY時間に入って伸び悩む展開が見られ、1.15ドル台後半から前半
に値を落とした。1.15ドル台はかろうじて維持しているものの、強い買戻しの気配
は見られず、上値の重い展開が続いている。一方、ユーロ円も伸び悩む展開が見られて
いる。ここ数日ドル円に追随せず、むしろユーロドルに連動している気配が見られてい
る。100日線の上は維持しており、上値は重いものの底堅さは堅持している。
 今週は11日にECB理事会が開催され、利上げが濃厚と見られている。短期金融市
場では完全に織り込まれている状況。市場の関心はその後に移っているが、一部から
は、ECBがさらなる利上げを実施すれば、ユーロ圏経済を不必要なスタグフレーショ
ンに追い込むリスクがあるとの指摘が出ている。
 中銀への信頼性は重要で、インフレ抑制のためにある程度の引き締めは正当化される
が、特に成長の勢いが弱い時の利上げは供給ショックに対する鈍い手段になり得るとい
う。ユーロ圏の最近のインフレ急上昇は、国内の過熱よりも外部のエネルギー価格によ
って引き起こされている。そのため景気への信頼感がぜい弱な中、政策が過度に修正さ
れればスタグフレーションに傾くリスクがあるという。
 ポンドドルはNY時間に入って伸び悩む動きが見られたものの、一時1.34ドル台
を回復するなど買戻しの流れが見られた。200日線が1.34ドル台前半に来てお
り、目先はその水準が上値メドとして意識される。一方、ポンド円は買いが優勢とな
り、214円台後半に一時上昇。
 各国中銀で利上げ期待が高まっているが、英中銀についてアナリストからは、今後数
カ月間は据え置く公算が大きいとの見方が出ている。最近発表の英経済指標は景気の弱
さを示し、英中銀が金利を引き上げる可能性は低下しているという。ただし、インフレ
懸念により、英委員の一部が利上げに賛成票を投じる可能性はあるとしている。
 ただ、短期金融市場では年内の1回利上げは完全に織り込み、2回目については確率
が80%となっている。
MINKABU PRESS