15日前引けの日経平均株価は前営業日比3573円60銭高の6万9593円64
銭と大幅続伸した。前場のプライム市場の売買高概算は11億7099万株、売買代金
概算は6兆2667億円。値上がり銘柄数は1243、対して値下がり銘柄数は28
2、変わらずは35銘柄だった。
トランプ米大統領が日本時間15日早朝に自身のSNSを通じ、イランとの戦闘終結
に向けた協議で合意が成立したと表明した。ホルムズ海峡に関して通航料を無料として
開放する方針や、米海軍の海上封鎖の即時解除を承認する意向も示した。イラン側も国
営放送を通じ合意したと報じた。これを受け、投資家のリスク許容度が拡大し、日経平
均株価は一時6万9682円23銭まで上昇。上げ幅を3600円超に広げて取引時間
中の史上最高値を更新したほか、終値ベースの最高値を上回って推移した。AI・半導
体関連株への資金流入が鮮明となったほか、原油価格の下落によりコスト負担が低減す
るとの見方から建設株や空運株の上げが顕著となった。東証株価指数(TOPIX)は
4000台に乗せて終値ベースの最高値を上回って午前を終了。東証の業種別指数は食
料品と鉱業を除く31業種が値上がりした。
個別ではキオクシアホールディングス<285A.T>や太陽誘電<6976>、イビデ
ン<4062>が大幅高となり、ソフトバンクグループ<9984>が急伸。トヨタ自動車<
7203>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が堅調に推移したほか、大成建
設<1801>が値を飛ばし、日本航空<9201>やIHI<7013>が株価水準を大きく切り
上げ、村田製作所<6981>は一時ストップ高となった。半面、任天堂<7974>やくら寿
司<2695>が軟調。神戸物産<3038>が売られ、エイチ・アイ・エス<9603>とアステ
リア<3853>が急落した。
出所:MINKABU PRESS