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2026年06月30日(火)05時29分

NY外為市況=40年ぶりの高値水準

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日本時間午前5時28分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  161.94 + 0.20 (+ 0.12%) 161.98 / 161.61
ユーロ・ドル 1.1427 + 0.0043 (+ 0.38%) 1.1431 / 1.1380
ポンド・ドル 1.3262 + 0.0062 (+ 0.47%) 1.3262 / 1.3191
ドル・スイス 0.8073 - 0.0024 (- 0.30%) 0.8104 / 0.8072
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<きょうの材料>
主な米経済指標の発表はなし
*ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
・現在見えているあらゆる兆候を踏まえると、木曜日の米雇用統計は再び力強い内容に
なる見通し。
・米国で進むAIによる生産性向上はディスインフレ要因
・利上げ主張にそれほど強い根拠はない。
*米最高裁、クックFRB理事の当面の続投を容認
 米連邦最高裁は、トランプ大統領がクックFRB理事を直ちに解任することを認めな
い判断を下した。この訴訟は、FRBがホワイトハウスからどの程度独立しているかが
問われる案件となっていた。
*ラガルドECB総裁
・欧州は域外からのショックに対する耐性を高めている。
・関税攻勢にも欧州経済が冷静に対応。
・原油供給の混乱にも耐えた。
・インフレがショックに見舞われる可能性は以前より高まっている。
・しかし、影響はより限定的に。
・6月利上げは力強い決定だった。
・保険的利上げと表現するのは不適切。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
完全失業率(5月)08:30
予想 2.6% 前回 2.5%
有効求人倍率
予想 1.18倍 前回 1.18倍
鉱工業生産(速報値)(5月)08:50
予想 0.3% 前回 0.5%(前月比)
予想 1.1% 前回 2.0%(前年比)
【中国】
製造業PMI(6月)10:30
予想 50.2 前回 50.0
サービス業PMI(6月)10:30
予想 49.9 前回 50.1
【英国】
実質GDP(確報値)(第1四半期)15:00
予想 0.6% 前回 0.6%(前期比)
予想 1.1% 前回 1.1%(前年比)
経常収支(第1四半期)15:00
予想 N/A 前回 -184億ポンド
【ユーロ圏】
ドイツ小売売上高(5月)15:00
予想 0.1% 前回 0.0%(前月比)
予想 N/A 前回 -2.3%(前年比)
ドイツ失業率(6月)16:55
予想 6.3% 前回 6.3%
雇用者数増減
予想 0.53万人 前回 -1.20万人
ドイツ消費者物価指数(速報)(6月)21:00
予想 0.0% 前回 -0.2%(前月比)
予想 2.6% 前回 2.6%(前年比)
調和消費者物価指数(HICP)
予想 0.0% 前回 -0.1%(前月比)
予想 2.5% 前回 2.7%(前年比)
【米国】
住宅価格指数(4月)22:00
予想 0.2% 前回 0.1%(前月比)
S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(4月)22:00
予想 0.90% 前回 0.83%(前年比)
シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(6月)22:45
予想 55.0 前回 62.7
コンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)23:00
予想 94.2 前回 93.1
JOLTS求人件数(5月)23:00
予想 735.0万人 前回 761.8万人
外国為替平衡操作実施状況(5月28日-6月26日)
豪中銀議事録(6月16日開催分)
米予備選(コロラド)
米・イラン実務者協議再開予定(スイス)原子力専門家出席
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 きょうのNY為替市場、ドルの戻り売りが優勢だったものの、根強い円安がドル円を
サポートしている。ユーロ円やポンド円といったクロス円は上昇。162円台には届か
なかったものの40年ぶりの高値水準に上昇。
 日本政府の「骨太の方針」の原案が伝わっていたが、日銀に対し、政府の成長戦略と
整合的な金融政策運営を求めていることが円を圧迫しているとの指摘も出ていた。高市
政権は日銀に対して、低金利政策を維持し、現在の緩和政策から極めて緩やかに正常化
へ移行することを望んでいると指摘。
 一方、FRBの方も、先週のPCE価格指数を受けて一旦後退しているとは言え、年
内の利上げ期待は根強い。短期金融市場では10月までに1回、経済指標次第で年末ま
でにもう1回の利上げを見込んでいる状況。いまのところ、少なくとも日米の金利差が
縮小する気配はない。
 今週はECBのフォーラムにウォーシュ議長も参加するが、そこで何らかの示唆があ
るか注目されるほか、7月2日木曜日には米雇用統計が予定されており、強めの数字が
予想されている。なお、今週は金曜日が独立記念日の振替休日になることから木曜日に
発表される。
 ユーロドルは1.14ドル台に買戻される展開。先週のラガルド総裁の発言以降、E
CBの追加利上げへの期待が後退している。ただ、本日からポルトガルのシントラでE
CBフォーラムが開催されているが、そこでタカ派な雰囲気が再度高まるようであれ
ば、ユーロをある程度下支えする可能性があるとアナリストは指摘している。
 「相次いで出ているECB当局者の発言の多くから浮かび上がる姿勢は、市場を引き
続きタカ派寄りに傾けることで、インフレ期待を抑制しようとするものになるだろう」
と述べた。
 同アナリストは9月に追加利上げが実施されると予想している。ドルが再び上昇すれ
ばユーロには下押し圧力がかかるものの、ECBが利上げを示唆すれば、その下落は限
定されるだろうと指摘した。ユーロドルは1.13ドルを上回って推移し、7月には
1.15ドル方向へ緩やかに回復すると予想している。
 ポンドドルは1.3260ドル近辺まで上昇。なお下落トレンドにはあるものの、
1.31ドル台に入ると押し目買いやショートカバーが入るようだ。アナリストから
は、テク二カル的にはリバウンド相場への期待感も出てきているとの指摘も出ている。
先々週の6月17日の急落で日足ベースのローソク足は包み足を示現し、その後に1.
3140ドル付近まで下落し、年初来安値を更新。ただ、ここ数日は反発の動きを見せ
ている。
 平均回帰的、すなわち下げ過ぎに伴う自律反発的な買い戻しともみられるが、週足の
ローソク足では強気の十字線(明けの明星)が示現しており、現在の反発が継続する可
能性がある。特に、スロー・ストキャスティクスが反転シグナルを示せば、中期的な大
きな転換点となる可能性があるという。
 スターマー首相の後任の最有力候補であるバーナム氏の演説もポンドをサポート。同
氏が英全体の成長を押し上げると表明する一方、財政規律を守る姿勢を改めて示したこ
とが材料視されている。バーナム氏は成長改善と生活水準向上に向けた自身の計画は健
全な財政によって裏付けられる」と述べた。
MINKABU PRESS