30日の東京株式市場は半導体関連株の一角が買われ、日経平均株価は続伸。終盤は
伸び悩んだものの、終値で7万円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前営業日比594円21銭高の7万0062円32銭と続
伸。プライム市場の売買高概算は23億4571万株、売買代金概算は10兆8307
億円。値上がり銘柄数は526、対して値下がり銘柄数は1002、変わらずは31銘
柄だった。
きょうの東京市場は、朝方はリスク選好ムードで日経平均が高く始まった後、急速に
値を消しいったんマイナス圏に沈んだ。前日の米国株市場では半導体関連株をはじめハ
イテク株への買い戻しが目立ち、ナスダック総合株価指数が6日ぶりに大幅反発した。
また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3.8%高と急伸しており、こ
れを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが改善し、AI・半導体関連株への買い
に反映された。だが、上値では戻り待ちの売りが厚く、寄り後は不安定な値動きを強い
られた。後場に入ると先物主導で買い直され、日経平均は再び1000円を超える上昇
をみせたが、機関投資家のリバランス売り圧力が観測されるなか、取引終盤は上げ幅を
縮小した。日経平均は600円近い上昇で7万円台を終値で回復したが、個別株は弱い
動きが目立ち、値下がり銘柄数が1000を超え、全体の64%を占めた。
個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>が活況高。太陽誘電<6976
>が商いを膨らませ大幅高に買われたほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテス
ト<6857>、ディスコ<6146>などの上げ足も強い。村田製作所<6981>が物色人気、
フジクラ<5803>も上昇した。キーエンス<6861>、三井金属<5706>なども高い。M
IRAINIホールディングス<546A.T>がストップ高で値上がり率トップ。サ
ンケン電気<6707>、Link-Uグループ<4446>も急騰した。芝浦メカトロニクス
<6590>、ローツェ<6323>も値を飛ばした。ニコン<7731>も水準を切り上げてい
る。
半面、JX金属<5016>は軟調、ファーストリテイリング<9983>が下値を探った。
トヨタ自動車<7203>も冴えない。任天堂<7974>が売りに押され、三菱商事<8058>
も安い。沖電気工業<6703>が急落したほか、フィックスターズ<3687>、東洋エンジ
ニアリング<6330>も値を下げた。日東紡績<3110>の下げも目立つ。宮越ホールディ
ングス<6620>、日本電波工業<6779>なども下落した。
出所:MINKABU PRESS