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2026年07月10日(金)05時29分

NY外為市況=162円台前半

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日本時間午前5時29分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  162.37 - 0.22 (- 0.14%) 162.62 / 162.25
ユーロ・ドル 1.1429 + 0.0012 (+ 0.11%) 1.1449 / 1.1416
ポンド・ドル 1.3410 + 0.0021 (+ 0.16%) 1.3431 / 1.3381
ドル・スイス 0.8067 - 0.0018 (- 0.22%) 0.8089 / 0.8053
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<きょうの材料>
*米新規失業保険申請件数(7月4日週)21:30
結果 21.5万人
予想 21.7万人 前回 21.7万人(21.5万人から修正)
*米中古住宅販売件数(年率)(6月)23:00
結果 409万件
予想 420万件 前回 419万件(417万件から修正)
*米30年債入札結果
最高落札利回り 5.058%(WI:5.061%)
応札倍率    2.44倍(前回:2.33倍)
*ウィリアムズNY連銀総裁
・関税がインフレに与える影響はピークに近い。
・エネルギー価格下落を見込むのは妥当。
・生産性伸びは加速が予想されるが、問題は「いつ」か。
・下半期のPCE価格指数の前月比0.2%上昇は目標と整合する。
・米労働市場は驚くほど堅調に推移。
・現時点ではインフレリスクの方が大きい。
・FRBタスクフォースのスケジュールはかなり積極的。
・実質賃金の伸びは緩やかなデフレ圧力となっている。
・透明性はFRBにとって有益に機能。
*ラガルドECB総裁
・EU各国政府は経済発展に向けた措置を講じるべき。
・新型コロナウイルス回復基金以来、状況は変化した。
・(フランス大統領選について)私はいかなる選挙の候補者でもない。
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<明日の材料と事前予想>
国内企業物価(6月)8:50
予想 0.3% 前回 0.9%(前月比)
予想 6.8% 前回 6.3%(前年比)
【ユーロ圏】
ドイツ消費者物価指数(確報)(6月)15:00
予想 -0.3% 前回 -0.3%(前月比)
予想 2.3% 前回 2.3%(前年比)
調和消費者物価指数(HICP)
予想 -0.2% 前回 -0.2%(前月比)
予想 2.4% 前回 2.4%(前年比)
【カナダ】
雇用者数増減(6月)21:30
予想 1.00万人 前回 8.78万人(前月比)
失業率
予想 6.6% 前回 6.6%
住宅建設許可(5月)21:30
予想 0.5% 前回 -7.6%
EU財務相理事会
韓国SKハイニックスがナスダック市場に上場
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 きょうのNY為替市場、イラン情勢への懸念が後退し、前日上昇したドルは戻り売り
に押された。ドル円も162円台前半に値を落とす展開。イランで再度紛争が激化し、
米国とイランの和平合意に向けた取り組みが脅かされているにもかかわらず、市場には
比較的落ち着いたムードが広がっている。
 今回の緊張は停戦がいかに脆弱であるかを示しているものの、両国とも全面対立への
回帰は望んでおらず、最終的には交渉の場に戻る可能性が高いと見ているとの声も出て
いる。トランプ大統領は「イラン側から合意を求める連絡があった」と述べており、市
場は、今回の軍事衝突はエスカレートしないと捉えていたようだ。
 イラン情勢も去ることながら、FRBの利上げ期待が後退していることもドルの戻り
売りを誘った。前日のFOMC議事録で、委員の間で今後の金利の方向性について意見
が分かれていたことが示された。
 エコノミストは、今回の議事録は、利上げ期待を高めた6月のウォーシュ議長の会見
に対する市場のタカ派的な解釈よりも、バランスの取れた内容だったと指摘。その上で
「原油価格が急騰しない限り、FRBが年内に利上げに踏み切るとは考えていない。次
の政策変更は依然として利下げになるとの見方を維持し、その時期は来年になる可能性
がある」と述べた。
 ユーロドルは一時1.14ドル台半ばに買い戻された。本日の21日線が1.145
0ドル付近に来ており、その水準を突破し、1.15ドルを試しに行くか注目される。
 アナリストは、ECBが9月に追加利上げを実施する可能性への期待がユーロを支え
ているとの見方を示している。米国とイランの対立再燃を受けて原油が急伸したもの
の、ユーロは底堅さを維持。背景として、ユーロ圏と米国の金利差がユーロに有利な方
向へ縮小し、ユーロのスワップ金利が米国の短期金利を上回るペースで上昇したことを
挙げた。
 ただ、ECBよりもFRBの利上げ観測の方がより支配的なテーマである点も言及。
そのため、ユーロドルは再び1.14ドルを下回る可能性はあるとも述べている。
 ポンドドルは一旦1.33ドル台に値を落としたものの、底堅い推移が続き、1.3
4ドル台に戻す展開。100日線と200日線を上回る動きが見られており、明日以
降、突破して行くか注目される。一方、ポンド円も本日は一時218円台に上昇するな
ど強い動きが続いており、2008年以来の高値を更新している。
 米国とイランの対立再燃がポンドをサポート。市場は以前のようにエスカレートする
とは見ていないものの、市場ではインフレ圧力が強まり、英中銀の利上げ観測を強めて
いる。いまのところ短期金融市場では年内1回の利上げが織り込まれている状況。
 アナリストは「英インフレ問題は米国やユーロ圏よりも根強く残っている」と指摘。
今回のポンド高は、英政治情勢に対する不透明感が和らいでいることや、IMFが英成
長見通しを引き上げたことも支援材料となっているという。
MINKABU PRESS