15日の東京株式市場は半導体関連株などを中心に広範囲に買われ、日経平均株価は
大幅続伸。6万8000円台後半まで一気に水準を切り上げた。
大引けの日経平均株価は前営業日比1008円01銭高の6万8751円51銭と大
幅続伸。プライム市場の売買高概算は21億1839万株、売買代金概算は9兆567
5億円。値上がり銘柄数は1152、対して値下がり銘柄数は371、変わらずは35
銘柄だった。
きょうの東京市場はリスク選好の地合いで、朝方日経平均は急上昇した後、いったん
値を消したが、前場後半を境に再浮上。後場も徐々に下値を切り上げる展開となり10
00円あまりの上昇でこの日の高値水準で取引を終えている。前日の米国株市場で半導
体株が買われたことや、取引時間中は韓国株市場が急速に上値を伸ばし、これを横目に
日経平均にも浮揚力が働いた。午後に発表されたASML<ASML>の決算は市場コ
ンセンサスを上回る好調な内容で、今後についても強気の見通しが示されたことで東京
市場でも半導体製造装置関連など主力株への買いに弾みがついた。半導体関連以外も幅
広く買われ、値上がり銘柄数は1100を上回り、プライム市場全体の74%を占め
た。ただ、売買代金は9兆円台で4日ぶりに10兆円台を下回っている。
個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<28
5A.T>が大きく水準を切り上げたほか、レーザーテック<6920>が商いを膨らませ
急騰。東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連は
軒並み値を飛ばしている。イビデン<4062>が物色人気、フジクラ<5803>、古河電気
工業<5801>も高い。三菱重工業<7011>も堅調。三光合成<7888>がストップ高で値
上がり率トップ。前澤ホールディングス<575A.T>、テスホールディングス<
5074>なども急騰した。このほかあいちフィナンシャルグループ<7389>の上げも目立
つ。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が値を下げ、SUMCO<3436>も売りに押さ
れた。ファーストリテイリング<9983>が軟調、NEC<6701>、富士通<6702>が下
値を探った。良品計画<7453>が利食われ、セブン&アイ・ホールディングス<3382>
も冴えない。プラスアルファ・コンサルティング<4071>が急落したほか、ニチレイ<
2871>が大幅安。IDOM<7599>、ベイカレント<6532>も大きく下値を探った。
出所:MINKABU PRESS