21日の東京株式市場は半導体関連株などに買いが向かい日経平均は3日ぶりに急反
発。2000円あまりの上昇で高値引けとなった。
大引けの日経平均株価は前営業日比2091円07銭高の6万6232円19銭と大
幅反発。プライム市場の売買高概算は23億2198万株、売買代金概算は9兆967
5億円。値上がり銘柄数は1231、対して値下がり銘柄数は294、変わらずは33
銘柄だった。
きょうの東京市場は前日の米国株市場で、これまで調整局面にあった半導体株が下げ
止まり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日ぶりに反発。これを受け
て、同関連株への買い戻しが顕在化した。とりわけAI・半導体関連の象徴であるキオ
クシアが売買代金と値上がり率両方で首位となるなど好パフォーマンスが目立ち、投資
家のセンチメント改善に寄与した。前週後半の2営業日で日経平均は4600円強の急
落をみせており、目先突っ込み警戒感からの買い戻しを誘った。株価連動性の高い韓国
KOSPIが上昇したことも追い風となった形だ。値上がり銘柄数は全体の80%を占
めたが、日経平均が後場に上げ幅を大きく広げる一方で、値上がり数は減少傾向をたど
った。全体売買代金も10兆円台にわずかに届かなかった。
個別では、売買代金断トツのキオクシアホールディングス<285A.T>が急騰、
アドバンテスト<6857>、ソフトバンクグループ<9984>も活況高。東京エレクトロン
<8035>、ディスコ<6146>、イビデン<4062>なども値を飛ばした。ファーストリテ
イリング<9983>が高く、三菱重工業<7011>も堅調。三井住友フィナンシャルグルー
プ<8316>などメガバンクも高い。ルネサスエレクトロニクス<6723>も上値を追っ
た。シュッピン<3179>、三菱製紙<3864>も大幅高。日本化学工業<4092>も物色人
気。
半面、任天堂<7974>が軟調、ソニーグループ<6758>、サンリオ<8136>も冴えな
い。サイゼリヤ<7581>が大きく利食われ、GMOインターネット<4784>も安い。ダ
ブル・スコープ<6619>、神戸物産<3038>、キッコーマン<2801>なども値を下げ
た。サイバーエージェント<4751>も売りに押された。
出所:MINKABU PRESS