8日の東京株式市場は主力株中心に幅広い銘柄が売られ、日経平均は続落。取引終了
間際に一段安で安値引けとなり、6万9000円台前半まで水準を切り下げた。
大引けの日経平均株価は前営業日比993円60銭安の6万9042円11銭。プラ
イム市場の売買高概算は23億2915万株、売買代金概算は7兆6133億円。値上
がり銘柄数は327、対して値下がり銘柄数は1182、変わらずは43銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方から売り優勢の展開となり、終始軟調な地合いだった。金利
高を懸念した前日の欧米株安の流れを引き継いだ。後場に入り、TSMC<TSM>が
9月の月次売上高を発表した。その内容は5118億5700万台湾ドルと前年同月比
では54.6%増と好調だったが、前月比では0.6%減に。これをネガティブに受け
止める向きがあったようで、月次発表後に主力の半導体関連株の一角に売りがかさみ、
全体を押し下げる格好となった。トランプ米大統領が中間選挙前のイラン攻撃再開を検
討していると伝わり、時間外取引で米原油先物価格が強含みで推移したことも市場セン
チメントを冷やしたもよう。個別では前日の新TOPIX構成銘柄発表に絡み、大きな
値動きを示すものがみられた。業種別では33業種中26業種が下落。プライム銘柄の
約76%が値下がりした。
個別ではソフトバンクグループ<9984>や東京エレクトロン<8035>、TDK<6762
>、アドバンテスト<6857>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、村田製作所<
6981>、ファナック<6954>が値下がりした。コマツ<6301>、クボタ<6326>のほ
か、SUMCO<3436>、住友重機械工業<6302>が水準を切り下げた。三菱UFJフ
ィナンシャル・グループ<8306>が安い。四国銀行<8387>が大幅安となった。
半面、リクルートホールディングス<6098>やKDDI<9433>、バンダイナムコホ
ールディングス<7832>、大塚ホールディングス<4578>、ホンダ<7267>、コナミグ
ループ<9766>が堅調。トレンドマイクロ<4704>をはじめ、デジタルアーツ<2326
>、セグエグループ<3968>が値上がりした。三協立山<5932>が値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS