■経済ニュース

  【東京株式(前引け)=続伸、買い一巡後は上げ幅縮小】
  2024/07/01(月)

 1日前引けの日経平均株価は前営業日比104円32銭高の3万9687円40銭と 続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億2506万株、売買代金概算は1兆96 05億円。値上がり銘柄数は900、対して値下がり銘柄数は681、変わらずは64 銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いとなり、日経平均は朝方に300円 以上の上昇で3万9900円台まで上値を伸ばし4万円大台を指呼の間に捉えたが、そ の後は戻り売りに押され上げ幅を縮小した。為替市場で円安が進んでいることは全体相 場に追い風として意識されるが、自動車やハイテクセクターなどこれを好感する動きは 限られている。買い一巡後は主力株に利食い急ぎの動きも観測される。値上がり銘柄数 もプライム市場全体の55%にとどまっている。  個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグ ループ<8316>などメガバンクがしっかり、ソフトバンクグループ<9984>も買い優 勢。J.フロント リテイリング<3086>、高島屋<8233>など百貨店株が値を飛ばし た。長野計器<7715>は値上がり率トップに買われた。半面、売買代金トップのレーザ ーテック<6920>が売りに押され、ディスコ<6146>も冴えない。リクルートホールデ ィングス<6098>も軟調。アダストリア<2685>が急落、藤田観光<9722>、プロレ ド・パートナーズ<7034>も大きく値を下げた。 出所:MINKABU PRESS


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