■経済ニュース

  【欧州外為中盤=ドル円は161円台後半、ユーロドルは1.07ドル台前半】
  2024/07/02(火)

-------------------------------------- 午後8時15分時点の主要通貨は下記の通り。            直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値 ドル・円       161.63 + 0.17 (+ 0.11%) 161.74 / 161.41 ユーロ・ドル     1.0718 - 0.0022 (- 0.20%) 1.0741 / 1.0710 ポンド・ドル     1.2647 - 0.0003 (- 0.02%) 1.2654 / 1.2616 ドル・スイス     0.9039 + 0.0012 (+ 0.13%) 0.9047 / 0.9025 --------------------------------------  米東部時間午前7時15分のドル円は161円台後半での取引。先週のバイデン対ト ランプのTV討論会でトランプ氏優勢となったことが、ドル買いにつながった。東京市 場でもその流れを受けて底堅く推移、値幅は限定的も一時161.74近辺と37年半 ぶりの高値水準を更新した。ロンドン時間には買い一服も161.55付近で下値を抑 えられての揉み合いとなっている。欧州株が軟調に推移しているが、ドル円は底堅さを 維持している。  ユーロドルは1.07台前半での取引。終日上値重く推移している。東京朝方の1. 0741近辺から足元での1.0710近辺までの値動き。ユーロ円は東京市場で17 3円台前半で揉み合った後、ロンドン早朝に173.60近辺まで買われた。その後は ロンドン時間に入ると売りに押されて安値を173.09近辺まで広げている。対ポン ドでもユーロ売りに押されている。複数のECB当局者発言が報じられているが、今後 の追加利下げ時期についての明言は避けられていた。仏政治リスクへの警戒感で欧州株 が売られており、ユーロも圧迫されている。6月ユーロ圏消費者物価指数速報値は前年 比+2.5%と前回の+2.6から若干の鈍化となったが、市場予想通りで目立った反 応はみられなかった。  ポンドドルは1.26台半ばでの取引。東京朝方の1.2654近辺を高値に、ロン ドン朝方には1.2616近辺まで下落。その後は買戻しが強まり1.2650付近へ と反発している。ポンド円は下に往って来い。前日終値204.25レベルを挟んだ揉 み合いが続いたあと、ロンドン朝方に203.88近辺まで一時下落。しかし、その後 は買戻しが強まり高値を204.40台へと伸ばしてきている。ユーロポンドは0.8 496近辺を高値に、足元では0.8470付近へと下押しされている。ポンド自体に 目立った材料はなく、対ユーロでの値動きに影響されている。4日には英総選挙が控え ているが、労働党政権の誕生がほぼ織り込み済みとなっているもよう。 minkabu PRESS


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