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NY外国為替後半=ドル円は110円台堅持

2018年05月17日(木)04時57分

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日本時間午前4時55分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.32 - 0.03 (- 0.03%) 110.39 / 110.04
ユーロ・ドル 1.1801 - 0.0037 (- 0.31%) 1.1854 / 1.1764
ポンド・ドル 1.3487 - 0.0015 (- 0.11%) 1.3521 / 1.3456
ドル・スイス 1.0012 - 0.0001 (- 0.01%) 1.0019 / 0.9985
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 日本時間午前4時55分現在のドル円は1ドル=110.32円。NY時間の終盤に
なってドル円は110.30円近辺と堅調な動きを維持している。きょうのNY為替市
場、NY時間に入って上げが一服しているもののドル買いの流れは続いている。米国債
利回りがきょうも上昇しておりドルをサポート。きょうは新興国通貨の下げが一服して
いたようだが、米インフレや利上げ期待が強まる中、新興国通貨からドルへの資金流入
が続いており、ドルを押し上げている模様。
 ドル円は110円台前半で推移。東京からロンドンにかけて利益確定売りから110
円割れを試す場面も見られたものの、NY時間に入って米国債利回りが再び上昇に転じ
たことから、110円台は維持されている。
 北朝鮮が韓国との協議をキャンセルし、場合によっては米朝首脳会談のキャンセルも
示唆したものの、市場は北朝鮮特有の揺さぶりとして特にネガティブな反応は見せてい
ない。
 イランやイスラエル、米中貿易問題などの地政学リスクもあるものの、株式市場は底
堅く推移するなど波乱は見られておらず、リスク回避の円買いも出ていない状況。ドル
円は3月下旬からのリバウンド相場を謳歌しているようだ。
 現在は200日線付近での推移となっているが、上放れる動きまでは出ていない。前
日高値の110.45円を突破できれば111円台を付けに行くとの見方もあるが、売
り圧力も強そうだ。日本の輸出企業の想定為替レートからすれば、110円台はヘッジ
して置きたいところではある。
 ユーロドルはNY時間に入って下げ渋る動きも見せ、1.18ドル台に戻している。
ロンドン時間から売りが強まり、1.1765ドル付近まで下げ幅を拡大していた。目
先は12月安値の1.17ドル台前半も視野に入れそうな気配。
 イタリアで「五つ星運動」と「同盟」のポピュリスト政党による連立政権が誕生しそ
うな気配で、90%まで合意できているという。経済分野の合意にはユーロ離脱のメカ
ニズムの検証や、2500億ユーロの債務免除をECBに求めることも含まれていると
されており、きょうのイタリア国債は下落していた。実現性は懐疑的なものの、それら
のニュースもユーロを圧迫していたようだ。
 ユーロドルに対する悲観的な見方も出る中、原油価格の上昇が今後、消費者物価指数
(HICP)の全体指数を押し上げることが見込まれ、ECBが反応を示す可能性も指
摘されている。市場はまだその辺を織り込んでおらず、近いうちに上昇に転じるのでは
との見方も一方で聞かれる。
 ポンドドルは1.34ドル台後半で推移。ドル買いから上値の重い展開が続いている
ものの、1.34ドル台半ばに近づくと買いも入るようだ。きょうの200日線は1.
35ドル台半ばに来ているが、下放れる動きまでは見られていない状況。ただ、チャー
ト的にはもう一段の下げが予想される形状ではある。
 5月の利上げは見送られたものの、カーニー英中銀総裁は年内の利上げの可能性に言
及している。実際、市場も8月利上げの可能性を五分五分で見ている状況だ。ユーロ圏
同様に、何よりも経済指標の好転を待っているところのようだ。今週は主要な指標の発
表はもうなく、来週の4月の英消費者物価指数(CPI)の発表が待たれる。
(みんかぶ)