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NY外為市況=ドル円は110円台を堅持

2018年05月17日(木)05時47分

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日本時間午前5時44分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.33 - 0.02 (- 0.02%) 110.39 / 110.04
ユーロ・ドル 1.1808 - 0.0030 (- 0.25%) 1.1854 / 1.1764
ポンド・ドル 1.3490 - 0.0012 (- 0.09%) 1.3521 / 1.3456
ドル・スイス 1.0012 - 0.0001 (- 0.01%) 1.0019 / 0.9985
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<きょうの材料>
【米国】
住宅着工件数(4月)21:30
結果 128.7万件
予想 131.0万件 前回 133.6万件(131.9万件から修正)
鉱工業生産(4月)22:15
結果 0.7%
予想 0.6% 前回 0.7%(0.5%から修正)(前月比)
EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油  −140.4万(4億3235万)
ガソリン −379万(2億3201万)
留出油 −9.2万(1億1495万)
(クッシング地区)
原油 +5.3万(3722万)
*()は在庫総量
※ニュース・発言
トランプ大統領
(北朝鮮の会談キャンセルの可能性について)
・そのようなことが全く聞いていない。
・会談を行うのか確認する必要がある。
ブラード・セントルイス連銀総裁
・現在は逆イールドの危険はない。
・逆イールドは弱気サイン。
・70年代、80年代のようなインフレを懸念していない。
・自然利子率に接近。
・経済過熱のストーリーは言いがたい。
・米経済が予想からアウトパーフォームする可能性は低い。
・FRBは数年先の利上げのシグナルを送るべきではない。
・原油価格はしばらく現水準が続くと予想。
・我々はインフレ問題をそれほど抱えてはいない。
・緊急利上げやインフレ抑制は必要ない。
(ブルームバーグでのインタビュー)
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
機械受注(3月)8:50
予想 -3.0% 前回 2.1%(前月比)
予想 0.3% 前回 2.4%(前年比)
【豪州】
雇用者数(4月)10:30
予想 2.00万人 前回 0.49万人
失業率(4月)10:30
予想 5.5% 前回 5.5%
【米国】
フィラデルフィア連銀景況指数(5月)21:30
予想 21.2 前回 23.3
新規失業保険申請件数(12日までの週)21:30
予想 21.5万件 前回 21.1万件
景気先行指数(4月)23:00
予想 0.4% 前回 0.3%(前月比)
ダラス連銀総裁が講演
ミネアポリス連銀総裁が講演
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 きょうのNY為替市場、NY時間に入って上げが一服したもののドル買いの流れは続
いている。米国債利回りがきょうも上昇しておりドルをサポート。きょうは新興国通貨
の下げが一服していたが、米インフレや利上げ期待が強まる中、新興国通貨からドルへ
の資金流入が続いているようだ。
 ドル円は110円台前半で推移。東京からロンドンにかけて利益確定売りから110
円割れを試す場面も見られたものの、NY時間に入って米国債利回りが再び上昇に転じ
たことから、110円台は堅持されている。
 北朝鮮が韓国との協議をキャンセルし、場合によっては米朝首脳会談のキャンセルも
示唆したものの、市場は北朝鮮特有の揺さぶりとして特にネガティブな反応は見せてい
ない。
 イランやイスラエル、米中貿易問題などの地政学リスクもあるものの、株式市場は底
堅く推移するなど波乱は見られておらず、リスク回避の円買いも出ていない状況。ドル
円は3月下旬からのリバウンド相場を謳歌しているようだ。
 現在は200日線付近での推移となっているが、上放れる動きまでは出ていない。前
日高値の110.45円を突破できれば111円台を付けに行くとの見方もあるが、売
り圧力も強そうだ。日本の輸出企業の想定為替レートからすれば、110円台はヘッジ
して置きたいところではある。
 ユーロドルはNY時間に入って下げ渋る動きも見せ、1.18ドル台に戻している。
ロンドン時間から売りが強まり、1.1765ドル付近まで下げ幅を拡大していた。目
先は12月安値の1.17ドル台前半も視野に入れそうな気配。
 イタリアで「五つ星運動」と「同盟」のポピュリスト政党による連立政権が誕生しそ
うな気配で、90%まで合意できているという。経済分野の合意にはユーロ離脱のメカ
ニズムの検証や、2500億ユーロの債務免除をECBに求めることも含まれていると
されており、きょうのイタリア国債は下落していた。実現性は懐疑的なものの、それら
のニュースもユーロを圧迫していたようだ。
 ユーロドルに対する悲観的な見方も出る中、原油価格の上昇が今後、消費者物価指数
(HICP)の全体指数を押し上げることが見込まれ、ECBが反応を示す可能性も指
摘されている。市場はまだその辺を織り込んでおらず、近いうちに上昇に転じるのでは
との見方も一方で聞かれる。
 ポンドドルは1.34ドル台後半で推移。ドル買いから上値の重い展開が続いている
ものの、1.34ドル台半ばに近づくと買いも入るようだ。きょうの200日線は1.
35ドル台半ばに来ているが、下放れる動きまでは見られていない状況。ただ、チャー
ト的にはもう一段の下げが予想される形状ではある。
 5月の利上げは見送られたものの、カーニー英中銀総裁は年内の利上げの可能性に言
及している。実際、市場も8月利上げの可能性を五分五分で見ている状況だ。ユーロ圏
同様に、何よりも経済指標の好転を待っているところのようだ。今週は主要な指標の発
表はもうなく、来週の4月の英消費者物価指数(CPI)の発表が待たれる。
(みんかぶ)