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NY外為市況=議事録後にドル買い

2018年10月18日(木)06時00分

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日本時間午前5時52分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  112.67 + 0.42 (+ 0.37%) 112.68 / 112.02
ユーロ・ドル 1.1498 - 0.0076 (- 0.66%) 1.1581 / 1.1496
ポンド・ドル 1.3112 - 0.0069 (- 0.52%) 1.3193 / 1.3099
ドル・スイス 0.9954 + 0.0047 (+ 0.47%) 0.9955 / 0.9900
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<きょうの材料>
【米国】
住宅着工件数(9月)21:30
結果 120.1万件
予想 121.0万件 前回 126.8万件(128.2万件から修正)
住宅建設許可件数(9月)21:30
結果 124.1万件
予想 127.5万件 前回 124.9万件(122.9万件から修正)
EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油   +649万(4億1644万)
ガソリン −201.6万(2億3416万)
留出油  −82.7万(1億3264万)
(クッシング地区)
原油   +177.6万(2863万)
*()は在庫総量
FOMC議事録
・大半が更なる漸進的な利上げを見込む。
・漸進的な姿勢は速過ぎまたは遅過ぎるリスクを均衡させる。
・中立金利は政策検討の上でファクターの一つに過ぎなくなる。
・数人は景気過熱が鮮明になることなしの引き締め実施に反対。
・多くは財政政策は向こう何年かで影響が薄れると予想。
・数人は利上げは住宅投資鈍化の要因と見ている。
・ドル高は成長とインフレを圧迫。
・パウエル議長がクラリダ副議長にコミュニケーション問題の小委員会の議長に就くよ
う要請。
・経済は予想通りに展開。
トランプ大統領
・歳出削減へ。
・中間選挙後はインフラに焦点。
・中国には貿易協議の用意がない。
・テロとの戦いにはサウジが必要。
・サウジと距離を置こうとは思わない。
・ツイッターは自身にとって最善のコミュニケーション手段。
(FOXテレビでのインタビュー)
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
・トランプ大統領はFRBに意見を言う権利はある。
・トランプ大統領はFRBの独立性に介入していない。
・トランプ大統領とFRBは経済目標で合致していると確信。
・パウエルFRB議長が経済に対するFRBのモデルを狂わせている。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
通関ベース貿易収支(9月)8:50
予想 -451億円 前回 -4384億円(-4446億円から修正)
予想 -3334億円 前回 -1904億円(季調済)
【豪州】
雇用者数(9月)9:30
予想 1.50万人 前回 4.40万人
失業率(9月)9:30
予想 5.3% 前回 5.3%
【英国】
小売売上高(9月)17:30
予想 -0.4% 前回 0.3%(前月比)
予想 3.6% 前回 3.3%(前年比)
【米国】
フィラデルフィア連銀景況指数(10月)21:30
予想 20.0 前回 22.9
新規失業保険申請件数(13日までの週)21:30
予想 21.0万件 前回 21.4万件
景気先行指数(9月)23:00
予想 0.5% 前回 0.4%(前月比)
日銀地域経済報告(10月)
黒田日銀総裁、あいさつ
クオールズFRB副議長が講演
セントルイス連銀総裁が講演
EU首脳会議2日目
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 きょうのNY為替市場、株にらみの展開が続くなか、米株式市場が反落して始まった
ことからドル円を圧迫した。前日の株式市場は大幅反発となり市場が落ち着きを取り戻
すのではとの期待感も高まっていた。決算がきっかけだったが、きょうはIBMの決算
などが弱く戻り売りが優勢となっていた。
 しかし、米株が急速に買戻され序盤の下げを解消している。米株も下値では押し目買
い意欲も出て来ているようで、VIX指数も節目の20を下回る水準での推移が続いて
いる。このまま終われれば例えマイナスでも、きのうからのポジティブな雰囲気は温存
されそうだ。
 ドル円は一時112円割れを試す場面も見られたが、112円台を堅持する中、午後
になってFOMC議事録が公表され、112.65円付近まで反転。議事録では漸進的
な利上げが適切との見解で一致していた。一部からは長期的水準を超える水準への利上
げが必要になる可能性も指摘されていたようだ。FRBの利上げ姿勢を再確認したこと
から米国債利回りも上昇しておりドル高の反応が見られている。
 ユーロドルは売りが優勢となっており1.15ドルを割り込んでいる。前日は1.1
6ドル台に上昇し21日線に顔合わせしたものの跳ね返されており上値が重い印象は否
めない。FOMC議事録の公表を経てドル買いが優勢となっておりユーロドルを圧迫。
 ユーロに関してはイタリア財政が重しとなっているが、欧州委員会はイタリア政府が
提出した予算案を拒否することを決定したとの報道も伝わっている。その場合、イタリ
ア政府は2週間以内に新たな予算案提出を余儀なくされる。きょうのイタリア債は下落
しており、それらもユーロを圧迫しているようだ。
 一方、ポンドも軟調。きょうはEU首脳会談が行われているが、英国とEUの溝が埋
まらず、きょうは何も出ない可能性もありそうだ。メイ首相からは新たな提案は何も提
出されなかったようだ。メイ首相はEU離脱後の移行期間延長を検討しているとの報道
も流れている。現在は2022年末までの21ヵ月間で設定されている。
(みんかぶ)