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NY外為市況=ドル買い戻し強まる

2019年01月12日(土)06時36分

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日本時間午前6時35分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.54 + 0.11 (+ 0.10%) 108.60 / 108.15
ユーロ・ドル 1.1465 - 0.0035 (- 0.30%) 1.1540 / 1.1458
ポンド・ドル 1.2843 + 0.0096 (+ 0.75%) 1.2866 / 1.2710
ドル・スイス 0.9841 - 0.0004 (- 0.04%) 0.9856 / 0.9814
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<きょうの材料>
【米国】
消費者物価指数(12月)22:30
結果 -0.1%
予想 -0.1% 前回 0.0%(前月比)
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.2%(コア・前月比)
結果 1.9%
予想 1.9% 前回 2.2%(前年比)
結果 2.2%
予想 2.2% 前回 2.2%(コア・前年比)
トランプ大統領
・いまは非常事態宣言を出すつもりはない。
・議会が行動するのを期待。
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<月曜日の材料と事前予想>
・成人の日で東京市場は休場
ユーロ圏鉱工業生産(11月)19:00
予想 -1.1% 前回 0.2%(前月比)
予想 -2.0% 前回 1.2%(前年比)
中国貿易収支(12月)
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 きょうのNY為替市場はドル買い戻しが強まった。朝方発表になった米消費者物価指
数(CPI)は予想通りの内容でサプライズはない。特段のドル買い材料も見当たらな
い中、まとまったドル買いオーダーが入った模様。一部からは株安、原油安と、きょう
は直近と逆の動きが見られる中、モデル系のファンドからまとまったドル買いオーダー
が入り、それがストップを誘発したとの指摘も聞かれた。
 ドル円はNY時間に入って動きが活発になった。一旦売りが強まり108.15円近
辺まで下落したあと、今度は急速に買い戻しが強まり、ストップを巻き込んで108.
60円近辺まで一気に上昇した。
 ただ、基本的な流れに変化はない。FRBの利上げに対する慎重姿勢が重石になって
おり上値を抑えている。一方で米中貿易問題に対する楽観的な見方が下値をサポート。
ムニューシン米財務長官は、中国の劉鶴副首相が1月中に通商協議で訪米する可能性が
高いとの見方示していた。
 108.60円近辺から上には輸出企業の売りオーダーが観測。108.70円付近
には10日線が控えている。半面、108円ちょうど付近には買いオーダーが観測。し
かし、108円をブレイクした場合には107.50/60円水準までの下落も留意さ
れるとの見方も聞かれた。
 ユーロドルは1.14ドル台に下落。NY時間に入って急速に売りを強め1.15ド
ルを割り込んだ。ストップを巻き込んで1.1460ドル付近まで下落し、100日線
を割り込んでいる。
1.15ドルを固められれば、10月高値と200日線が来ている1.16ドル台前半
が視野に入るとの期待もあったが、きょうのところは、お預けといった雰囲気だ。
 直近のユーロの上げに懐疑的な指摘も出ている。今週発表のドイツ鉱工業生産は予想
外の減少となり、第4四半期のドイツGDPはマイナス成長の可能性も指摘されてい
る。ドイツは第3四半期もマイナス成長だったことから、テクニカル的には景気後退と
いうことになる。そのほかにもイタリアの政局混迷やフランス財政への懸念も浮上して
おり、ユーロの上げは正当化されないという。
 ポンドは上値追いの動きを見せ、ポンドドルは一時1.2865ドル近辺とロンドン
時間に上値を抑えた1.2850ドルを一時突破した。来週15日の英下院での投票を
前に情報が錯綜している。アイルランド国境のバックストップ案が暫定措置であること
を月曜日までにEUが再保証するといった報道や、議会が否決した場合、メイ政権は3
月末が期限となっているEU離脱の時期を延長し交渉を続けるとの報道も出ていた。
 ポンドは買いの反応を見せているが、いづれも未確認の情報。15日の英議会の投票
待ちといった雰囲気だが、議会が承認する可能性は低いと見られている。
(ミンカブ)