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NY外為市況=一時109.40円付近に上昇

2019年01月18日(金)06時32分

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日本時間午前6時31分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  109.20 + 0.11 (+ 0.10%) 109.40 / 108.69
ユーロ・ドル 1.1390 - 0.0002 (- 0.02%) 1.1406 / 1.1370
ポンド・ドル 1.2987 + 0.0102 (+ 0.79%) 1.3001 / 1.2832
ドル・スイス 0.9936 + 0.0033 (+ 0.33%) 0.9954 / 0.9896
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<きょうの材料>
新規失業保険申請件数(01/06 - 01/12)22:30
結果 21.3万件
予想 22.0万件 前回 21.6万件(前週比)
フィラデルフィア連銀景況指数(1月)22:30
結果 17.0
予想 9.5 前回 9.4
米政府が対中関税引き下げを検討との報道
・市場を落ち着かせるため米政府が、対中関税引き下げを検討。
・ムニューシン米財務長官が提案。
・ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝える。
・米財務省はその報道を否定。
クオールズFRB副議長(銀行監督担当)
・インフレは非常に良く抑制されている。
・低インフレで力強い雇用は、非常に良い環境。
・一部の中国と欧州の指標が若干の成長鈍化を示す。
・一部の世界経済の弱さは一時的かもしれない。
・市場は景気の下振れリスクにに同調。
・一部の株式市場に過大評価がある見ている。
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<明日の材料と事前予想>
【日本】
全国消費者物価指数(12月)8:30
予想 0.3% 前回 0.8%(前年比)
予想 0.8% 前回 0.9%(生鮮食品除くコア・前年比)
【英国】
小売売上高(12月)18:30
予想 -0.8% 前回 1.4%(前月比)
予想 3.6% 前回 3.6%(前年比)
【カナダ】
消費者物価指数(12月)22:30
予想 -0.4% 前回 -0.4%(前月比)
予想 1.7% 前回 1.7%(前年比)
【米国】
鉱工業生産(12月)23:15
予想 0.2% 前回 0.6%(前月比)
設備稼働率(12月)23:15
予想 78.5% 前回 78.5%(前月比)
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(1月)19日0:00
予想 96.9 前回 98.3
NY連銀総裁が講演
フィラデルフィア連銀総裁が講演
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 きょうのNY為替市場、終盤にドル円は買いを強め、21日線が来ている109.4
0円近辺に一時上昇した。一部報道で、市場に落ち着きを取り戻させるために米政府
が、中国への関税引き下げを検討と伝わった。ムニューシン米財務長官から提案があ
り、当局者がそれを議論しているいう。米財務省はその報道を否定しており、ドル円も
直ぐに伸び悩む動きとなったが、米株が上げを維持したことから、ドル円も109円台
での取引を続けた。火のないところに煙は立たずか。
 きょうのNY為替市場で、ドル円は買いが優勢となり、109円台に戻している。前
日のNY市場では109.20円近辺まで上昇したが、東京時間に戻り売りに押され1
08円台に値を落としていた。109円台に入ると輸出企業の売りオーダーなども活発
に出ていた模様。
 EU離脱を巡る英議会の投票が通過し、市場は様子見気分が強まっている。次の材料
を待っている雰囲気だ。FOMCメンバーがハト派色を強める中、米金利先高観は後退
しており、ドル円は110円を目指す動きまではまだ見られていない。しかし、このと
ころ市場では、米景気の先行きに悲観的過ぎたとの見方も出ており、米株式市場も買い
戻しが続いている。きょうはモルガン・スタンレーの決算が失望的な内容だったもの
の、株式市場は底堅さを堅持しており、ドル円もサポートされている。
 来週以降、米企業決算は更に本格化してくるが、株式市場が乗り切れるようであれ
ば、ドル円も一時的な買い戻しが優勢となる局面も期待される。ただ、下値警戒感は依
然として根強い状況に変化は無い。
 ユーロドルは1.13ドル台後半で上下動。ロンドンフィキシングにかけて売りが強
まり、1.1370ドル近辺まで一時下落した。ロンドン時間に1.14ドル台に戻し
ていたものの上値の重さから、見切売りが強まった模様。しかし、フィキシングにかけ
ての売りが一巡すると、買い戻しも出ている。
 ユーロは対ドルのみならず、対ポンドでも売り優勢。今週のドラギECB総裁の議会
での発言から、ECBに対するハト派な雰囲気が市場に強まっている。ドイツはかろう
じて、第4四半期のマイナス成長は回避したようだが、ユーロ圏の先行き警戒感は強
まっている。昨年まで高まっていた9月の利上げ開始期待は後退しており、ユーロの上
値を重くしているようだ。
 ポンドは買い戻しを強め、対ドルで一時1.30ドルちょうど付近と、2ヵ月ぶりの
高値水準に上昇した。100日線を完全に上放れする展開。ポンド円も142円台に一
時上昇し、21日線を上放れる展開が見られている。
 今週英下院は、メイ首相とEUが合意した離脱協定案を大差で否決したが、野党から
提出された内閣不信任案も否決しており、総選挙の可能性はほぼ無くなった。
 きょうはメイ首相が野党の党首と会談を行っていた。一部報道ではメイ首相が、これ
まで頑なに拒否していた2回目の国民投票について議員らと情報を共有していると伝
わっている。国民投票となれば、EU離脱自体が否決される可能性もあることから、ポ
ンドにとっては買い材料だが、いずれにしろ、情勢は混沌としている。なお、メイ首相
は予定していたダボス会議は欠席の意向が伝わっていた。
(ミンカブ)