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NY外為市況=110円台を固める

2019年02月12日(火)06時43分

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日本時間午前6時38分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.38 + 0.65 (+ 0.59%) 110.47 / 109.69
ユーロ・ドル 1.1276 - 0.0047 (- 0.42%) 1.1330 / 1.1267
ポンド・ドル 1.2860 - 0.0084 (- 0.65%) 1.2950 / 1.2845
ドル・スイス 1.0042 + 0.0037 (+ 0.37%) 1.0096 / 0.9989
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<きょうの材料>
主な発表はなし
ボウマンFRB理事
・現在の金融政策のスタンスは心地よい。
・インフレは目標に接近。
・米経済は好位置にある。
・雇用指標は良好な内容が続いている。
・賃金上昇も底堅い。
・この先も力強い雇用を見込む。
バルニエEU首席交渉官
・離脱協定の再交渉は不可能。
・交渉に残された時間は非常に短い。
・合意は秩序ある離脱にとって最善。
・アイルランドのバックストップ案は必要なことをそこに保障している。
・全てのシナリオに備えるのは我々の責務。
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<明日の材料と事前予想>
・クリーブランド連銀総裁が講演
・カンザスシティー連銀総裁が講演
・米求人件数(12月)
・EU財務相理事会
・メイ英首相が離脱交渉の最新情勢を議会に説明
【NZ】
NZ中銀政策金利 13日5:00
予想 1.75% 現行 1.75%
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 きょうのNY為替市場はドル買い・欧州通貨売りが優勢となる中、ドル円は買いが優
勢となり110円台半ばまで上げ幅を広げた。全体的に市場のセンチメントが改善して
いる一方で、欧州通貨安からの消去法的なドル買いと米国債利回りの上昇がドル円をサ
ポートした。
 きょうから北京で次官級の米中貿易協議が再開しており、期待感が出ている模様。一
部報道で、トランプ大統領のアドバイザーらは、中国の習近平国家主席との首脳会談を
3月に「マールアラーゴ」で開催することについて非公式に協議したと伝わっていた。
トランプ大統領は関税引き上げの猶予期限である3月1日より前に習主席と会談するこ
とを望んでいたが、米朝首脳会談などの予定で実現できなかったとしている。
 ドル円は110.45円付近まで一時上昇。FRBの利上げ期待は後退しているもの
の、投資家のリスク許容度の改善がドル円を支えている模様。200日線が111.3
0円付近に来ているが、その水準を目指してレベルシフトがあるのか重要な局面に入っ
ているようだ。
 110円手前でもみ合った後の110円台トライであることから期待値は高いもの
の、欧州など世界経済の先行き懸念も根強い中、上値にはなお慎重と思われる。明日は
東京勢が連休から戻ってくるが、まずは110円台を維持できるか注目される。
 一方、ユーロドルは一時1.1265ドル付近まで下げ幅を拡大し、12月、1月に
強いサポートとなっていた水準をブレイクしている。ユーロ圏経済への不透明感から
ユーロは売りが続いている。市場からは、企業の信頼感が低下し続けており、ユーロ圏
の景気減速は鮮明になっているとの声も多く聞かれる。一時的な要因だけではなく、中
国への輸出減速でドイツ経済が減速していることが特に不透明感を強めているという。
更にイタリアは2四半期連続のマイナス成長となり、テクニカル的なリセッションに
陥っている。
 景気減速によるコアインフレの鈍化は予想以上で、年内の利上げは期待しづらいとの
指摘も聞かれた。今年の成長やインフレ見通しを下方修正する向きも増えている状況。
目先は11月安値の1.1215ドル付近が下値メドとして意識される。
 ポンドも下げ幅を拡大し、対ドルで1.2850ドル近辺まで一時下落。この日発表
の10−12月期の英GDP速報値が成長鈍化を示したことでポンドは売りが強まっ
た。きょうの下げでポンドドルは、先週の英中銀金融政策委員会(MPC)時にサポー
トされた100日線を下回っている。
 市場はEU離脱協議の最新動向を待っている状況だが、英首相報道官のスラック氏は
「政府はできるかぎり早く議会での投票を実施したいと思っているが、今週はない」と
述べていた。メイ首相は明日、離脱交渉の最新情勢を議会に説明するという。また、E
Uは依然として離脱合意の再交渉を頑なに拒否しており、バルニエEU首席交渉官は
「再交渉は不可能」と述べていた。
(ミンカブ)