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NY外国為替後半=110円台半ばでの推移続く

2019年02月13日(水)05時53分

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日本時間午前5時49分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.47 + 0.09 (+ 0.08%) 110.65 / 110.35
ユーロ・ドル 1.1331 + 0.0055 (+ 0.49%) 1.1340 / 1.1258
ポンド・ドル 1.2898 + 0.0043 (+ 0.33%) 1.2909 / 1.2833
ドル・スイス 1.0061 + 0.0022 (+ 0.22%) 1.0093 / 1.0036
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 日本時間午前5時49分現在のドル円は1ドル=110.47円。NY時間の終盤に
なってドル円は110円台半ばでの推移が続いている。トランプ大統領の発言で若干上
下動する場面も見られたが、底堅い推移は変わらず。
 きょうのNY為替市場、ドル円は伸び悩む展開が見られているものの底堅い動きは続
いている。東京時間に110.65円近辺まで上昇していたが、きょうはドルが戻り売
りに押されていることで、ドル円も戻り売りが優勢となっている。ただ、東京勢が連休
から戻ってヘッジ売りが出ていた割には、前日からの110円台を固める動きが続いて
おり底堅さは堅持している印象だ。
 目先は2つのリスクの動向に注目が集まっている。米中貿易問題と米政府機関閉鎖。
米政府機関閉鎖については、きのう米上下両院の交渉担当者が国境警備予算を巡り原則
合意した。あとはトランプ大統領のサイン待ちではあるが、壁建設予算は盛り込まれた
ものの予算規模は13億7500万ドルと大統領が要望していた57億ドルには遠く及
ばない。大統領はまだ正式な判断は下していないが、政府機関の閉鎖はないであろうと
述べていた。その一方で非常事態宣言の発令には可能性を残している状況。いずれにし
ろ閉鎖は回避できそうな気配で、リスク選好のムードにつながっている。
 一方、米中貿易問題にも楽観的で、ムニューシン米財務長官とライトハイザーUST
R代表が北京を訪問しており協議は継続している。トランプ大統領はこれについて、習
近平国家主席との会談は現時点では3月実現の計画はないとする一方、3月1日の期限
延長にはオープンと述べていた。完全な合意には至らないものの、3月1日の期限まで
に何らかの部分的な合意が出るのではとの期待感も高まっているようだ。
 ユーロドルの買い戻しが強まっており1.13ドル台を回復。ショート勢がショート
カバーを入れており、12月と1月に強いサポートとなっていた1.12ドル後半の水
準がサポートして機能している格好。ただ、ユーロ圏経済の減速傾向が鮮明になる中、
ユーロドルに弱気な見方が増えつつある。この日はECBの中ではタカ派なバイトマン
独連銀総裁のコメントが伝わっていたが、「想定していたよりも景気の弱さが若干長引
いている」と言及していた。市場では年内利上げ期待が大きく後退している一方、EC
Bによる新たな貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)への期待感が高まってい
る。
 最後に実施したTLTROは2020年6月以降に償還期限を迎える。ここ数ヵ月
は、その償還財源を民間から十分に調達できない銀行に向けた措置というのが、実施す
る場合の基本スタンスと考えられていた。ただ、現在のユーロ圏の景気減速を考慮すれ
ば、市場からの急速な流動性縮小は好ましくはなく、その意味でも新たなTLTRO実
施への期待は高い。しかし、最近のECB幹部の発言は、具体化には時間が必要だとい
うことを示唆しており、次回の3月理事会よりも、6月のほうが可能性が高いとの見方
も聞かれる。
 ポンドドルも買い戻しの動きが優勢。ただ、EU離脱交渉への不透明感は依然として
払拭できずにいる。きょうはメイ首相が議会に対して離脱交渉の最新情報を提供した
が、EUとの交渉は進んでおらず、時間が必要と言及していた。このような状況下でメ
イ首相は英議会の投票を先延ばしにしており今週は実施する予定はないとしている。こ
れに対して野党労働党は投票を強制させる法案を提出するとの意向を示している。も
し、投票がない場合は、2月27日までに投票を確実に行う法案。EU側は依然として
再交渉には応じない姿勢を示しており、事態は依然として混沌としている。
(ミンカブ)