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東京株式(大引け)=32円高、米中貿易交渉への期待感を背景に4日続伸

2019年02月21日(木)16時42分

 21日の東京株式市場は日経平均が4日続伸と上値追い基調を継続した。目先過熱感
も意識されたが、米中貿易摩擦が緩和するとの期待が株価を後押しした。

 大引けの日経平均株価は前営業日比32円74銭高の2万1464円23銭と4日続
伸。東証1部の売買高概算は12億320万株、売買代金概算は2兆2414億100
0万円。値上がり銘柄数は1029、対して値下がり銘柄数は1000、変わらずは1
01銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前場はやや売りに押される展開だったが、後場に入ると一転し
て買い優勢となり日経平均はフシ目の2万1500円を上回って推移する場面もあっ
た。前日の米国株市場ではNYダウが3日続伸で約3カ月ぶり高値圏に浮上、米中貿易
協議が進展することへの期待感がリスクを取る動きを後押しした。1月のFOMCの議
事要旨では、FRBが保有資産圧縮を年内に終了するとの見方が強まる一方、利上げ観
測も再浮上するなど、マーケットは消化難で株価の方向性も定まりにくかった。後場に
入ると、米中貿易交渉で6つの覚書が準備されているとの報道が、交渉の進展を予期す
るものとして、全体相場にポジティブに作用した。業種別騰落では値上がり業種17に
対し、値下がりが16とほぼ同数、また個別でも値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がい
ずれも1000に乗せ、拮抗する状況となった。

 個別では、ソニー<6758>が堅調、任天堂<7974>もしっかり。ファーストリテイリ
ング<9983>が買われ、コマツ<6301>も上昇した。昭和電工<4004>も買い優勢だっ
た。カドカワ<9468>が大幅高に買われ、新日本科学<2395>も値を飛ばした。アイス
タイル<3660>、システムインテグレータ<3826>も急伸。新明和工業<7224>が物色
人気、ZOZO<3092>も商いを伴い大きく上値を伸ばした。アカツキ<3932>も高
い。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、トヨタ自動車<7203>、武田薬品工業
<4502>なども冴えない。資生堂<4911>が売りに押され、IHI<7013>は大きく値
を下げた。ケネディクス<4321>が売られたほか、グレイステクノロジー<6541>の下
げも目立つ。マクニカ・富士エレホールディングス<3132>も安い。LIXILグルー
プ<5938>も下値を探る展開となった。

出所:minkabuPRESS 株式情報