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NY外為市況=112円ちょうどで振幅

2019年04月16日(火)05時39分

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日本時間午前5時38分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  112.03 + 0.01 (+ 0.01%) 112.10 / 111.89
ユーロ・ドル 1.1304 + 0.0005 (+ 0.04%) 1.1321 / 1.1295
ポンド・ドル 1.3094 + 0.0020 (+ 0.15%) 1.3119 / 1.3071
ドル・スイス 1.0041 + 0.0017 (+ 0.17%) 1.0047 / 1.0009
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<きょうの材料>
【米国】
NY連銀製造業景気指数(4月)21:30
結果 10.1
予想 8.0 前回 3.7
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長
・FOXテレビのインタビュー。
・トランプ大統領はケイン、ムーア両氏をFRB理事に指名
・FRBに新しい血を入れたいと考えている。
・両氏は型にはまっていない。
・トランプ大統領が創造的破壊者であることを示している
・FBIがムーア、ケイン両氏の身元調査を行っている。
・トランプ政権は両候補者について上院銀行委員会と協議。
エバンス・シカゴ連銀総裁
・現行の政策金利は適切な水準。
・2020年秋まで変更する必要はない。
・それによりインフレ期待を2%ないしやや上回る水準を確実にできる。
・ここ最近の経済指標はやや力強さを増した。
・インフレが再び2%を下回っていることに懸念。
・コスト圧力がインフレ上昇をもたらすまでデータ次第の姿勢を継続すべき。
カナダ中銀の企業景況感調査
・カナダ中銀が第1四半期の企業景況感調査を公表。
・指標は2016年以来のマイナスに落ち込んだ。
・センチメントはなおポジティブではあるものの弱まっている。
・貿易問題と地政学リスクが輸出を圧迫。
・エネルギーと住宅関連企業の売り上げが弱まることが予想される。
・労働市場のひっ迫感は前回の調査ほどには広がっていない。
・インフレ期待は低下。大半の企業は1から2%を予想。
・家計の借り入れ需要は第2四半期に低下が予想される。
・一部の輸出企業は中国の緊張が売り上げを阻害していると報告。
*総合企業景況感
結果 -0.2 前回 2.2(2016年第3四半期以来のマイナス)
*先行き販売動向
結果 6.00 前回 -1.00
*貸し出し動向アンケート
結果 -2.7 前回 -16.0
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<明日の材料と事前予想>
【英国】
ILO失業率(2月)17:30
予想 3.9% 前回 3.9%(3カ月)
週平均賃金(2月)16日17:30
予想 3.5% 前回 3.4%(3カ月・前年比)
予想 3.4% 前回 3.4%(除く賞与・3カ月・前年比)
【ユーロ圏】
ドイツZEW景況感指数(4月)18:00
予想 0.5 前回 -3.6
【米国】
鉱工業生産(3月)22:15
予想 0.2% 前回 0.0%(0.1%から修正)(前月比)
設備稼働率(3月)22:15
予想 79.2% 前回 79.1%(78.2%から修正)(前月比)
ダラス連銀総裁が講演
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 きょうのNY為替市場でドル円は、112円ちょうど付近での振幅が続いた。朝方発
表のNY連銀景況感指数が予想を上回ったことからドル円も112円台に再び上昇した
ものの上値抵抗が強い。きょうはゴールドマンの決算を受けて米株が軟調に推移してお
り、ドル円の上値を抑えていたようだ。米国債利回りも低下していた。
 先週末に200日線を上抜け112円台を回復したことから上値期待が高まってい
る。ただ、ドル自体の上値が重くなっていることもあり、3月に上値を抑えた112.
15円水準にはなお慎重なようだ。
 ユーロドルはNY時間にかけて戻り売りに押され、一時1.12ドル台に値を落とす
場面が見られた。ただ、いまのところ1.13ドル台はかろうじて維持されている。特
に売り材料は見られず、1.13ドル台前半で上値が重かった中、利益確定売りが入っ
ているものと思われる。先週末の上げで21日線を上回って来ており、目先は1.13
50ドル付近に来ている100日線が意識される。
 4月に入ってユーロはリバウンドの流れが続いている。ECBのドラギ総裁は引き続
き景気の下振れリスクを強調するなど、ECBはハト派な雰囲気を続けている。ユーロ
圏の経済指標も弱い内容が多い中でユーロ買いの直接的な材料はない。ただ、一部から
はこのところの中国の経済指標に好調な内容が見られ始めていることが、ユーロをサ
ポートしているとの指摘も聞かれる。ユーロ圏経済は貿易面で中国依存度を高めていた
こともあり、ユーロ圏経済の減速の一旦は中国経済の低迷にあるとも言われている。そ
れが改善を見せていることから、いずれユーロ圏の経済にも好影響が出てくるのではと
の期待感に繋がっているのかもしれない。
 きょうはポンドが堅調に推移し、対ドルのみならず、ユーロや円に対しても買われて
いる。ポンドドルは1.3125ドル付近に来ている21日線をうかがう展開。ただ、
ポンドに関しては上値に慎重になるべきとの声も根強い。EU離脱が10月末まで延期
が決まる中で、メイ首相と野党労働党のコービン党首との協議が続いており注目が集
まっている。市場からは、良い結果は出ないリスクも指摘されているほか、予想以上に
延期の期間が長く設定されたことで、逆に議会が協議の結果を簡単に受け入れない可能
性もあるとの指摘も聞かれる。
 きょうはカナダドルの下げが目立っている。カナダ中銀が第1四半期の企業景況感調
査を公表しており、2016年以来のマイナスに落ち込んだ。センチメントはなおポジ
ティブではあるものの弱まっているとしている。
(ミンカブ)