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東京株式(大引け)=125円安、米中摩擦に対する警戒感根強く買い手控え

2019年05月16日(木)15時56分

 16日の東京株式市場は米中摩擦懸念がくすぶるなか、売りが優勢。ファーウェイに
対する米国の制裁措置などが投資家心理を冷やし、日経平均は終始マイナス圏での推移
となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比125円58銭安の2万1062円98銭と反
落。東証1部の売買高概算は14億6158万株、売買代金概算は2兆3942億円。
値上がり銘柄数は845、対して値下がり銘柄数は1227、変わらずは68銘柄だっ
た。

 きょうの東京市場は売り優勢。前日に日経平均は8日ぶり反発に転じたものの、きょ
うはその上昇分をそのまま吐き出す格好となった。前日の米国株市場ではトランプ政権
が輸入自動車への追加関税導入の判断を先送りすると伝わり、これを手掛かりにNYダ
ウが続伸したが、この流れを引き継ぐことはできなかった。中国の主要経済指標が事前
の市場予測を下回ったことや、トランプ米政権が中国通信機器大手ファーウェイへの輸
出を事実上禁止したことが、米中摩擦激化への懸念につながり買い手控え感を助長して
いる。もっとも中国・上海株や香港株は前日終値を上回る水準で推移しており、東京市
場は株式需給面から先物を絡めた売りが重荷となった。電力やサービス、建設など内需
株が頑強な値動きをみせたが全体を支えきれず、電機や銀行など時価総額の大きいセク
ターへの売り圧力が顕在化して全体の気勢を削いだ。

 個別では、任天堂<7974>が売られ、ソフトバンクグループ<9984>、武田薬品工業
<4502>も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の下げも目立つほか、
村田製作所<6981>も下値を探る展開となった。トヨタ自動車<7203>、東京エレクト
ロン<8035>が下落、資生堂<4911>も安い。すてきナイスグループ<8089>がストッ
プ安、ノーリツ鋼機<7744>も急落。旭ダイヤモンド工業<6140>、アルヒ<7198>が
大幅安、ヤマシンフィルタ<6240>も値を下げた。

 半面、KDDI<9433>、花王<4452>がしっかり。リクルートホールディングス<
6098>が逆行高、オリエンタルランド<4661>も強い動き。Ubicomホールディン
グス<3937>がストップ高に買われたほか、CARTA HOLDINGS<3688>、
三浦工業<6005>、ブイキューブ<3681>も大幅高。日機装<6376>、オープンハウス
<3288>も値を飛ばした。

出所:minkabuPRESS 株式情報