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NY外国為替前半=米中対立への懸念再燃

2019年05月23日(木)02時16分

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日本時間午前2時15分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  110.28 - 0.22 (- 0.20%) 110.63 / 110.25
ユーロ・ドル 1.1156 - 0.0005 (- 0.04%) 1.1180 / 1.1149
ポンド・ドル 1.2677 - 0.0029 (- 0.23%) 1.2719 / 1.2624
ドル・スイス 1.0086 - 0.0025 (- 0.25%) 1.0120 / 1.0067
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 日本時間午前2時15分現在のドル円は1ドル=110.28円。きょうのNY為替
市場、ドル円は戻り売りが優勢となっており、110.25円近辺まで値を落としてい
る。前日一服していた米中対立への懸念が再燃している。米政府は大手ビデオ監視機器
メーカー、杭州海康威視数字技術など中国企業最大5社について、米国の重要技術利用
を事実上禁止することを検討との報道が伝わっていた。米政府はファーウェイに加え、
ブラックリスト掲載企業を監視機器大手まで広げる構えだという。
 米株も軟調に推移する中で、ドル円も戻り売りが優勢になっているといったところ。
ムニューシン財務長官が北京訪問の計画はまだないと述べていたことも圧迫していたよ
うだ。
 前日は21日線に上値を拒まれていたが、きょうもその展開が見られており、きょう
の21日線は110.60円付近に来ている。ただ、110円台前半には買いオーダー
も観測されており、110円割れを試す動きまでは見られていない。
 このあと、FOMC議事録の発表が予定されている。市場の一部では利下げ期待が高
まっており、そのヒントが何か示されるか注目しているようだ。ただ、パウエルFRB
議長はFOMC後の会見で、予防的な利下げに否定的な見解を示していた。足元のPC
Eコアデフレータの低下については一時的要因としている。今回は利下げのヒントは出
ない可能性も留意される。
 ポンドは下げが一服しているものの、きょうも売りが目立っており、ポンドドルは
1.26ドル台前半まで一時下げ幅を拡大した。きのうはメイ首相がEU離脱協定に関
連した新法案提出を発表。その中で2回目の国民投票実施に関しても議会採決にかける
可能性があるとしたことから市場では期待感を高め、ポンド買いが強まる場面が見られ
た。
 しかし、自身の法案通過を条件として、国民投票実施の是非を議会採決にかけるとし
ている。与党保守党からも野党労働党からも今回も法案には反対するとの意見も相次い
で出ており、メイ首相の進退を含めていまのところ、EU離脱に絡んだ英政治の混乱は
沈静化するムードは無い。メイ首相が今晩辞任を発表するとの噂が飛び交っている。た
だ、首相報道官によると、閣議を開く予定はないと述べていた。英保守党の1922年
委員会とメイ首相が会合を行っているとの報道も流れていた。
 ユーロドルは上に往って来いの展開。序盤は対ポンドでの買いが強まり、対ユーロで
も上昇し、1.1180ドル近辺まで一時上昇した。しかし、その水準は強い上値レジ
スタンスとなっているようで、1.11ドル台半ばに押し戻されている。今週末に欧州
議会選挙が控えており、ユーロドルは上値の重い展開が続いているものの、一方で先月
付けた年初来安値の水準を試す動きまでには至っていない。
(ミンカブ)